向精神薬抗精神病薬。違いがわかるでしょうか。

向精神薬とは、「中枢神経系(脳)に作用し、精神に影響を及ぼす薬の総称」です。

大事なのは、向精神薬は、「精神に作用する薬の総称です。

「向精神薬」という大きな分類の中に、

  • 抗精神病薬
  • 抗うつ薬
  • 気分安定薬
  • 抗不安薬
  • 睡眠薬

などがあるわけです。

 

向精神薬について

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向精神薬とは、その字のとおり、「精神へと向かう薬」です。「精神に向かう」といっても、精神を司っているのは脳です。そのため、向精神薬は脳へと移行し、脳で作用を発揮することになります。

向精神薬は、脳に作用し、精神に影響を与えます。

向精神薬の身近な例

向精神薬の身近な例として、

  • アルコール
  • タバコに入っているニコチン
  • コーヒーなどに入っているカフェイン

があります。「えっ!?」と思うかもしれませんが、これらは向精神薬に含まれます。

アルコールであれば、お酒を飲んで酔うと、おしゃべりになったり、気持ちがゆるんだりします。まさに「精神に作用」しているといえますね。

タバコであっても、依存性があり、「精神に作用」しているといえます。

カフェインは眠気をとる効果がありますが、これだって「精神に作用」しているからです。向精神薬の種類の1つに睡眠薬がありますから、うなずけるはずです。

他にも、麻薬覚せい剤があります。これらは投与すると依存症に陥り、まさしく精神に影響を受けてしまいます。

向精神薬の種類

向精神薬には、「精神に作用する」という効果があります。向精神薬の効果「精神に作用する」というのは、漠然としたものです。そのため、向精神薬にはたくさんの種類があります。

向精神薬の種類を羅列します。

  1. 抗精神病薬(統合失調症治療薬)
  2. 抗うつ薬
  3. 気分安定薬
  4. 精神刺激薬
  5. 抗不安薬
  6. 睡眠薬(催眠薬、睡眠導入剤とも)
  7. 抗パーキンソン病薬
  8. 抗てんかん薬
  9. 抗認知症薬
  10. 鎮痛薬
  11. 麻酔薬
  12. 幻覚剤

 

http://kusuri-yakugaku.com/wp-content/uploads/2016/03/PAK86_atamawokakaerudansei20131223-1024x683.jpghttp://kusuri-yakugaku.com/wp-content/uploads/2016/03/PAK86_atamawokakaerudansei20131223-150x150.jpgTomクスリ向精神薬と抗精神病薬。違いがわかるでしょうか。 向精神薬とは、「中枢神経系(脳)に作用し、精神に影響を及ぼす薬の総称」です。 大事なのは、向精神薬は、「精神に作用する薬の総称」です。 「向精神薬」という大きな分類の中に、 抗精神病薬 抗うつ薬 気分安定薬 抗不安薬 睡眠薬 などがあるわけです。   向精神薬について 向精神薬とは、その字のとおり、「精神へと向かう薬」です。「精神に向かう」といっても、精神を司っているのは脳です。そのため、向精神薬は脳へと移行し、脳で作用を発揮することになります。 向精神薬は、脳に作用し、精神に影響を与えます。 向精神薬の身近な例 向精神薬の身近な例として、 アルコール タバコに入っているニコチン コーヒーなどに入っているカフェイン があります。「えっ!?」と思うかもしれませんが、これらは向精神薬に含まれます。 アルコールであれば、お酒を飲んで酔うと、おしゃべりになったり、気持ちがゆるんだりします。まさに「精神に作用」しているといえますね。 タバコであっても、依存性があり、「精神に作用」しているといえます。 カフェインは眠気をとる効果がありますが、これだって「精神に作用」しているからです。向精神薬の種類の1つに睡眠薬がありますから、うなずけるはずです。 他にも、麻薬・覚せい剤があります。これらは投与すると依存症に陥り、まさしく精神に影響を受けてしまいます。 向精神薬の種類 向精神薬には、「精神に作用する」という効果があります。向精神薬の効果「精神に作用する」というのは、漠然としたものです。そのため、向精神薬にはたくさんの種類があります。 向精神薬の種類を羅列します。 抗精神病薬(統合失調症治療薬) 抗うつ薬 気分安定薬 精神刺激薬 抗不安薬 睡眠薬(催眠薬、睡眠導入剤とも) 抗パーキンソン病薬 抗てんかん薬 抗認知症薬 鎮痛薬 麻酔薬 幻覚剤