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大学の研究室。大学を卒業した人や研究室に所属している大学生は、研究室についてよくわかると思います。

しかし、高校生や大学生になったばかりの人は、研究室がどういうところかわからないと思います。

そこで、今回は「大学の研究室はどういうところで、具体的にどんなことをするのか?」について説明したいと思います。

また、研究室は研究をするみたいだけど、研究って・・・?ここらへんも補足して説明します。

この記事を書いている私は、現役の薬学生です。研究室にも所属しており、自分の学部の研究室については把握しています。私はそういう立場ですので、参考程度に読んでもらえたらと思います。この記事の内容が、すべての大学、学部にあてはまるわけではないと思います。ご理解ください。

私がかつて持っていた研究室(研究)のイメージと、実際の現状は違っていました。研究室に所属する人の生の声は、とても参考になります。

教授が語ったりするような表向きの情報は、教授にとって都合のよい情報のみです。研究室を選ぶときなど、実際のところを知るのは、その研究室の学生の話を聞くのが一番です。研究室選びで悩む場合は、先輩に聞いてみて下さい。

大学の研究室ってどんなところ?

研究室と聞くと、「研究するところ」となんとなくわかると思います。でも具体的にわからない部分も多いと思います。

私は薬学生ですので、その立場から大学の研究室について説明します。

研究室の環境

研究室は、大学施設の一部を研究室として使っています。

1つの研究室あたり、この建物の何階のこのエリア、というふうに区分されています。研究スペースの関係から、分かれて位置している場合もあると思います。これは大学、研究室によると思います。

研究室は研究をするわけですから、研究するスペースがあります。分野にもよりますが、理科の実験室のような実験スペース、デスクが並ぶ学生スペースなどが分かれていたり一緒になっていたりというのが一般的だと思います。

生物系だと菌が入らないようにパンや納豆を食べた後実験スペースに入ったらダメ、というのもあるようです。
有機系だと実験で有機溶媒を使うため、研究室が臭かったりします。

分野によっても特色があるようです。

研究室の設備や電気代は、研究室のお金でまかなわれます。そのため、研究室によって環境の差が出ることになります。この研究室は研究がうまくいっていてお金あるから冷暖房使いたい放題で快適、こっちの研究室は教授の方針で節約。このように研究室それぞれで様々です。

研究室の構成

研究室の人員の構成についてです。基本的には、先生と学生、というものです。

先生は、教授(ボスとも)をトップにして、准教授、講師、助教授などと続きます。研究室は、教授を中心としたチームです。基本的に、教授や准教授自身の分野の研究をします。

研究室の配属時期は大学によって異なりますが、3年次くらいからが一般的でしょうか。

そのため、下は学部生から、上は修士課程の学生、博士課程の学生までいることもあるでしょう。なかには、社会人をしながら、博士号をとるために研究室に所属する方もいらっしゃいます。

このような構成です。人数については大学、研究室によると思います。数人の研究室、20人、30人の研究室。様々だと思います。

薬学部には、薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)があります。学科ごとに研究室があるわけではなく、薬学部というくくりで研究室があります。両方の学科の人がいる研究室もあるわけです。

この研究室は薬学科(6年制)の人が多いけど、この研究室は薬科学科(4年制)の人が多い、といった傾向はあります。

それぞれの学科についてはこちらをご覧ください。
【薬学部】6年制(薬学科)と4年生(薬科学科) 違いは?どちらに進むべきか?

研究室はホーム?

研究室に配属されると、大学で研究室はホームのようなものになります。基本的に授業や実習以外は研究活動をするため、居場所は研究室になります。大学での活動拠点が研究室になるわけです。

そのため、研究室のメンバーとは共有する時間も多く、密接な関係になると思います。同学年だけのつながりだけでなく、上下のつながり、先生とのつながりもできます。一生もののつながりになることもあると思います。

研究室では長い時間を過ごすことになるので、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器など日用品がある研究室もあります。なかには夜遅くまである研究室であれば、寝袋を持参する研究室もあります。

研究室でするのは研究だけ?

研究室では、研究をするのが本職ですが、研究だけではありません。研究室もクラスや会社と同じで、人の集まりです。イベントがあります。

BBQ、飲み会、花見、研究室旅行、研究室対抗のスポーツ大会など、大学や学部、研究室によっていろいろ異なるでしょう。

研究を共にする仲間との付き合いは楽しいものです。

研究室の生活は?忙しいか?

理系の研究室は一般的に忙しいと言われます。

薬学部の研究室は、ほかの学部と比べてどうかというのは詳しくわかりませんが、どんな感じか説明します。

忙しさや大変さは、研究室によって違います。

ゆるいところだと、昼からちょこっと研究室に来て帰ったり。それはかなりなほうですが、楽なところでも9:00頃~17:00、18:00頃、くらいです。

コアタイムといって、この時間からこの時間は研究室にいるように!みたいな時間が設定されている研究室もあります。しっかり守らなければならないような研究室もあれば、そんなに守らなくても大丈夫な研究室もあります。朝遅く来ても何も言われないようなところもあります。

また、コアタイム内でも研究室から抜け出してもお咎めがないようなところもあります。

基本的に、研究は学生が主体となってやるものなので学生ペースで。となるでしょう。しかし、先生の頼みや学会、企業との共同研究、研究報告、論文紹介などで夜遅くやることもあるでしょう。研究については後で詳しく説明します。

大変なところだと、朝から深夜遅く、夜の12時を過ぎるのが当たり前な研究室もあります。有機合成の研究室なんかだと、実験も多く、夜遅くまで大変そうです。忙しいところだと時間が拘束され、アルバイトが禁止されていたりもします。

ゆるい研究室だとゆったりした生活を送れますが、きつい研究室だと疲労がたまる生活を送ることになると思います。

研究とは?研究室で何をするのか?

研究室では、主に研究をします。

ですがそれでは漠然としていてわからないため、「研究室ではどんなことをするのか?」について詳しく説明します。

研究について

まずは研究について具体的に説明します。もっともな言い方では、研究は「仮説を立て、検証する」ことをいいます。

研究室に入ると、まずその研究分野の基礎的なこと(知識や実験操作など)を教わり、研究テーマが与えられます。基本的には1人1つの研究テーマを与えらますが、何個も与えられたり、自分で研究テーマを増やしたりもできます。1つのテーマを何人かでやる場合もあります。

この研究テーマがこれからずっと付き合っていくものになります。最終的には卒業論文にし、発表するものです。

研究テーマは、先生が研究しているテーマが与えられることになります。先生が考えたり、探してきたテーマを学生に与え、先生と一緒に研究を進めることになります。基本的には学生主体で、わからないことがあれば先生や先輩に聞く、といったかんじです。

新しい研究テーマではなく、今まで取り組んできた(先輩がやってきた)テーマを任される場合もあります。

わかりやすい研究テーマの例を出すと、「この有機合成法について、どうすればもっと効率よくできるか」といったのが挙げられます。効率よくする方法を模索するわけです。

研究はやらされるものか?

研究は、悪い言い方をすれば、「先生のお手伝い」です。自分が実験したものがノーベル賞を取ったとしても、それは先生の手柄です。その研究テーマは先生が考えた研究テーマですから。先生の研究ですから。

研究で功績をあげると、もちろん自分の功績でもありますが、研究室の功績、それを担当する先生の功績でもあります。研究室に入ってする研究とは、そういうものです。

先生の手足となって実験をあれこれしなければなりません。研究室に入る前だと、この感覚が分からないと思います。

ですが、卒業するためには卒論を書かなければいけません。先生側も、自分の課題を手伝ってくれているのです。持ちつ持たれつの関係です。それも覚えておきましょう。

研究がうまくいくと、その研究は社会の役に立つかもしれません。研究はやらされるものではありますが、やるべきものだといえるでしょう。

研究の進め方

研究の進め方は、研究室や人によって違うと思いますが、基本的には検証(実験)して、予想通りの結果が出ればまた次の検証(実験)をして・・・となり、仮説を証明することになります。

研究は、うまくいかないことがほとんどです。うまくいくことのほうが珍しいものです。うまくいかないときは、よく考える必要があります。先生と相談する場合もあります。

研究室によっては、週に1回と、現段階の研究報告があります。ほかの人とディスカッションをしたりもします。

研究で結果が出れば、最終的には論文にします。卒業論文とは違うものです。研究結果を英語で書き、学術の雑誌に投稿し、世界に向けてその研究の報告をします。人によっては、論文を自分で書くことになるかもしれません。

研究室ですること

他に、研究室では定期的にセミナーが開かれ、論文紹介が行われます。論文紹介は順番に担当することになり、これも研究室によりますが、半年に1回あたるところもあれば、何週間に1回といったところもあります。

英語の論文を読み、内容をしっかり理解してパワーポイントでまとめ、発表しなければなりません。

研究室によっては論文紹介がしっかりできていないとやり直し、というのもあるようです。

研究室によっては、勉強会があるところもあります。定期的にその分野の理解を深めるために先生から講義があったりします。

ずっと実験や勉強をするとは限りません。実験の空き時間やどうしてもやる気が起きないときは、自分の時間としても使えます。ある程度の範囲内でなら好きなこともできます。

ここまで読み進めて、研究室がどんなところで、どんなことをするのか、少しでも知ることができたなら幸いです。薬学部の研究室事情についてでした。

http://kusuri-yakugaku.com/wp-content/uploads/2016/08/PASONA_37_TP_V-1024x682.jpghttp://kusuri-yakugaku.com/wp-content/uploads/2016/08/PASONA_37_TP_V-150x150.jpgTom薬学大学の研究室。大学を卒業した人や研究室に所属している大学生は、研究室についてよくわかると思います。 しかし、高校生や大学生になったばかりの人は、研究室がどういうところかわからないと思います。 そこで、今回は「大学の研究室はどういうところで、具体的にどんなことをするのか?」について説明したいと思います。 また、研究室は研究をするみたいだけど、研究って・・・?ここらへんも補足して説明します。 この記事を書いている私は、現役の薬学生です。研究室にも所属しており、自分の学部の研究室については把握しています。私はそういう立場ですので、参考程度に読んでもらえたらと思います。この記事の内容が、すべての大学、学部にあてはまるわけではないと思います。ご理解ください。 私がかつて持っていた研究室(研究)のイメージと、実際の現状は違っていました。研究室に所属する人の生の声は、とても参考になります。 教授が語ったりするような表向きの情報は、教授にとって都合のよい情報のみです。研究室を選ぶときなど、実際のところを知るのは、その研究室の学生の話を聞くのが一番です。研究室選びで悩む場合は、先輩に聞いてみて下さい。 大学の研究室ってどんなところ? 研究室と聞くと、「研究するところ」となんとなくわかると思います。でも具体的にわからない部分も多いと思います。 私は薬学生ですので、その立場から大学の研究室について説明します。 研究室の環境 研究室は、大学施設の一部を研究室として使っています。 1つの研究室あたり、この建物の何階のこのエリア、というふうに区分されています。研究スペースの関係から、分かれて位置している場合もあると思います。これは大学、研究室によると思います。 研究室は研究をするわけですから、研究するスペースがあります。分野にもよりますが、理科の実験室のような実験スペース、デスクが並ぶ学生スペースなどが分かれていたり一緒になっていたりというのが一般的だと思います。 生物系だと菌が入らないようにパンや納豆を食べた後実験スペースに入ったらダメ、というのもあるようです。 有機系だと実験で有機溶媒を使うため、研究室が臭かったりします。 分野によっても特色があるようです。 研究室の設備や電気代は、研究室のお金でまかなわれます。そのため、研究室によって環境の差が出ることになります。この研究室は研究がうまくいっていてお金あるから冷暖房使いたい放題で快適、こっちの研究室は教授の方針で節約。このように研究室それぞれで様々です。 研究室の構成 研究室の人員の構成についてです。基本的には、先生と学生、というものです。 先生は、教授(ボスとも)をトップにして、准教授、講師、助教授などと続きます。研究室は、教授を中心としたチームです。基本的に、教授や准教授自身の分野の研究をします。 研究室の配属時期は大学によって異なりますが、3年次くらいからが一般的でしょうか。 そのため、下は学部生から、上は修士課程の学生、博士課程の学生までいることもあるでしょう。なかには、社会人をしながら、博士号をとるために研究室に所属する方もいらっしゃいます。 このような構成です。人数については大学、研究室によると思います。数人の研究室、20人、30人の研究室。様々だと思います。 薬学部には、薬学科(6年制)と薬科学科(4年制)があります。学科ごとに研究室があるわけではなく、薬学部というくくりで研究室があります。両方の学科の人がいる研究室もあるわけです。 この研究室は薬学科(6年制)の人が多いけど、この研究室は薬科学科(4年制)の人が多い、といった傾向はあります。 それぞれの学科についてはこちらをご覧ください。 【薬学部】6年制(薬学科)と4年生(薬科学科) 違いは?どちらに進むべきか? 研究室はホーム? 研究室に配属されると、大学で研究室はホームのようなものになります。基本的に授業や実習以外は研究活動をするため、居場所は研究室になります。大学での活動拠点が研究室になるわけです。 そのため、研究室のメンバーとは共有する時間も多く、密接な関係になると思います。同学年だけのつながりだけでなく、上下のつながり、先生とのつながりもできます。一生もののつながりになることもあると思います。 研究室では長い時間を過ごすことになるので、冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器など日用品がある研究室もあります。なかには夜遅くまである研究室であれば、寝袋を持参する研究室もあります。 研究室でするのは研究だけ? 研究室では、研究をするのが本職ですが、研究だけではありません。研究室もクラスや会社と同じで、人の集まりです。イベントがあります。 BBQ、飲み会、花見、研究室旅行、研究室対抗のスポーツ大会など、大学や学部、研究室によっていろいろ異なるでしょう。 研究を共にする仲間との付き合いは楽しいものです。 研究室の生活は?忙しいか? 理系の研究室は一般的に忙しいと言われます。 薬学部の研究室は、ほかの学部と比べてどうかというのは詳しくわかりませんが、どんな感じか説明します。 忙しさや大変さは、研究室によって違います。 ゆるいところだと、昼からちょこっと研究室に来て帰ったり。それはかなりなほうですが、楽なところでも9:00頃~17:00、18:00頃、くらいです。 コアタイムといって、この時間からこの時間は研究室にいるように!みたいな時間が設定されている研究室もあります。しっかり守らなければならないような研究室もあれば、そんなに守らなくても大丈夫な研究室もあります。朝遅く来ても何も言われないようなところもあります。 また、コアタイム内でも研究室から抜け出してもお咎めがないようなところもあります。 基本的に、研究は学生が主体となってやるものなので学生ペースで。となるでしょう。しかし、先生の頼みや学会、企業との共同研究、研究報告、論文紹介などで夜遅くやることもあるでしょう。研究については後で詳しく説明します。 大変なところだと、朝から深夜遅く、夜の12時を過ぎるのが当たり前な研究室もあります。有機合成の研究室なんかだと、実験も多く、夜遅くまで大変そうです。忙しいところだと時間が拘束され、アルバイトが禁止されていたりもします。 ゆるい研究室だとゆったりした生活を送れますが、きつい研究室だと疲労がたまる生活を送ることになると思います。 研究とは?研究室で何をするのか? 研究室では、主に研究をします。 ですがそれでは漠然としていてわからないため、「研究室ではどんなことをするのか?」について詳しく説明します。 研究について まずは研究について具体的に説明します。もっともな言い方では、研究は「仮説を立て、検証する」ことをいいます。 研究室に入ると、まずその研究分野の基礎的なこと(知識や実験操作など)を教わり、研究テーマが与えられます。基本的には1人1つの研究テーマを与えらますが、何個も与えられたり、自分で研究テーマを増やしたりもできます。1つのテーマを何人かでやる場合もあります。 この研究テーマがこれからずっと付き合っていくものになります。最終的には卒業論文にし、発表するものです。 研究テーマは、先生が研究しているテーマが与えられることになります。先生が考えたり、探してきたテーマを学生に与え、先生と一緒に研究を進めることになります。基本的には学生主体で、わからないことがあれば先生や先輩に聞く、といったかんじです。 新しい研究テーマではなく、今まで取り組んできた(先輩がやってきた)テーマを任される場合もあります。 わかりやすい研究テーマの例を出すと、「この有機合成法について、どうすればもっと効率よくできるか」といったのが挙げられます。効率よくする方法を模索するわけです。 研究はやらされるものか? 研究は、悪い言い方をすれば、「先生のお手伝い」です。自分が実験したものがノーベル賞を取ったとしても、それは先生の手柄です。その研究テーマは先生が考えた研究テーマですから。先生の研究ですから。 研究で功績をあげると、もちろん自分の功績でもありますが、研究室の功績、それを担当する先生の功績でもあります。研究室に入ってする研究とは、そういうものです。 先生の手足となって実験をあれこれしなければなりません。研究室に入る前だと、この感覚が分からないと思います。 ですが、卒業するためには卒論を書かなければいけません。先生側も、自分の課題を手伝ってくれているのです。持ちつ持たれつの関係です。それも覚えておきましょう。 研究がうまくいくと、その研究は社会の役に立つかもしれません。研究はやらされるものではありますが、やるべきものだといえるでしょう。 研究の進め方 研究の進め方は、研究室や人によって違うと思いますが、基本的には検証(実験)して、予想通りの結果が出ればまた次の検証(実験)をして・・・となり、仮説を証明することになります。 研究は、うまくいかないことがほとんどです。うまくいくことのほうが珍しいものです。うまくいかないときは、よく考える必要があります。先生と相談する場合もあります。 研究室によっては、週に1回と、現段階の研究報告があります。ほかの人とディスカッションをしたりもします。 研究で結果が出れば、最終的には論文にします。卒業論文とは違うものです。研究結果を英語で書き、学術の雑誌に投稿し、世界に向けてその研究の報告をします。人によっては、論文を自分で書くことになるかもしれません。 研究室ですること 他に、研究室では定期的にセミナーが開かれ、論文紹介が行われます。論文紹介は順番に担当することになり、これも研究室によりますが、半年に1回あたるところもあれば、何週間に1回といったところもあります。 英語の論文を読み、内容をしっかり理解してパワーポイントでまとめ、発表しなければなりません。 研究室によっては論文紹介がしっかりできていないとやり直し、というのもあるようです。 研究室によっては、勉強会があるところもあります。定期的にその分野の理解を深めるために先生から講義があったりします。 ずっと実験や勉強をするとは限りません。実験の空き時間やどうしてもやる気が起きないときは、自分の時間としても使えます。ある程度の範囲内でなら好きなこともできます。 ここまで読み進めて、研究室がどんなところで、どんなことをするのか、少しでも知ることができたなら幸いです。薬学部の研究室事情についてでした。