『薬がみえる』という参考書、ご存知ですか?
結論から言うとこの本、薬に関わる人、薬のことを知りたい人なら持っておいて損はないです!
「薬」も「病気」もみて理解する!
チーム医療を担う医療人共通のテキスト
というキャッチフレーズの『薬がみえる』シリーズ。
「薬と病気をつなげて理解できる」ように設計されたこの参考書は、
人体のしくみ(生理)
→ 病気のしくみ(病態生理)
→ 薬が効くしくみ(薬理)
をつなげて構成してあるため、しっかり「理解」できるようになっています。
病態と薬理を結びつけて理解できる、ということです。
「みえる」と謳っているとおり、イラストも豊富でわかりやすいです。
現在、vol.1~3の3冊が出ています。
この記事では、
- それぞれで扱っている内容は?
- どんな特徴があるのか?
- どんなかんじの中身なのか?
- どう使えば良いのか?
- どれくらい中身が充実しているのか?
- 悪いところは?
- どんな人におすすめなのか?
- 買う価値はあるのか?
などについて、レビューとしてこの『薬がみえる』をご紹介したいと思います!
その前に一般的な専門書の話
基本的に、大学では専門書で勉強することになると思います。
専門書って詳しくて、しっかり読み込まないと理解できなかったりするんですよね。
「なにを言っているんだ・・・」
「いまいちイメージしにくい」
とか、あると思います。
そんな人に、『薬がみえる』はおすすめです。
正直、私自身は「薬理学の学び始めにこの本を持っていれば・・・」と悔しい思いをしています。
特に、薬理学をこれから勉強する、という人にはおすすめです。
もちろん薬の理解を深めたい人にも!
『薬がみえる』シリーズ
まずはどんな本か見ていただきましょう。
Amazonでのレビューもかなり高評価です。低評価がありません。一度Amazonなどのレビューも確かめてみてください。それぞれついているボタンからAmazon・楽天市場のページへ簡単に移動できます。
薬がみえる vol.1
医療情報科学研究所 メディックメディア 2014-10-31
薬がみえる vol.2
医療情報科学研究所 メディックメディア 2015-07-08
薬がみえる vol.3
医療情報科学研究所 メディックメディア 2016-11-30
薬理学の本だが疾患まで広くカバーしている
基本的に、『薬がみえる』は薬理学の本です。
ですが、
生理→病態→薬理
をつなげて説明しているため、体のしくみから病気のしくみ、薬がどうやって効くのかしっかり理解することができます。
薬理学を学ぶ上で必要な知識はもちろん、疾患に関しても広くカバーしてあり、圧巻の一言です。
図やイラストが豊富すぎて困る(褒め言葉)
この『薬がみえる』、パラパラーとめくったらわかりますが、図やイラストが豊富なんです。
パッと適当に開いても、絶対に図やイラストが載っています。
作用機序の図なんかもわかりやすくまとめられており、なんか悔しいです。
症状なども人物のイラストがちょこちょこ挟んであり、視覚的にわかる工夫がなされています。
フルカラーで、ペラペラめくっていても飽きないですね。見るだけでも楽しい!
予想以上に情報が詰まっている
「図やイラストが豊富!」と聞くと、「中身スカスカなんじゃないの?」と思うかもしれません。
これは間違いです。
重要な部分はしっかり詰め込まれています。
表紙を見た感じ、「さらっと全部読み終わるんじゃ?」と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
薬物は構造式もちゃんと載ってあり、読み応えもあります。
学び始めから、医療に関わる仕事をしている人まで需要があると思います。
そのため、長く使える本だと断言できます。視覚的にまとめられているので、復習もしやすいと思います。
悪いところ:薬学的にはもう少し?
今まで良いところを並べてきましたが、悪いところというか気をつけておきたいのは、
「薬学生や薬剤師はこの本だけで十分!」という訳ではないことです。
医師や医療に関わる人にも向けて作られているため薬理学の専門書ほどではなく、薬学的に更に詳しいところはもう少し、と言えるかもしれません。
薬学を本格的に勉強する人は補助的な位置づけになると思います。専門書で勉強しつつ、視覚的に分かるこの本をパラパラ、とかがベストかと。
この本は医学的な面もわかるようになっているので、そこらへんは仕方ないかなーと思います。
どんな人におすすめ?
この本の裏表紙にはこのように書かれています。
医師、薬剤師、・・・たくさん(笑)
とにかく、薬に関わる人、生体のことを知りたい人には最適だと思います。
こんな良書は他にない
生理→病態→薬理をつなげて理解することができて、
図やイラストが多くて、
重要な情報がギュッとわかりやすくまとめられている参考書
こんな参考書は、はっきり言って、この『薬がみえる』以外見当たりません。
薬の理解を深めたいなら、まず手に取りたい本であるのは間違いないと思います。
3000~4000円は高いか?
この『薬がみえる』シリーズ、1冊3000~4000円くらいします。
大学生的には安くはないですよね。
でも、これだけの中身の質を考えるとすごく安いと思います。
専門書だと8000円、9000円は当たり前です。そんな専門書よりもわかりやすく、長く使える本書はコスパが良いです。
『薬がみえる』シリーズ
薬がみえる vol.1
『薬がみえるvol.1』では、主に
- 神経系の構造と機能
- 自律神経系に作用する薬
- 体性神経系・筋の疾患と薬
- 中枢神経系の疾患と薬
- 循環器系の疾患と薬
- 腎・泌尿器系の疾患と薬
についてまとめられています。
医療情報科学研究所 メディックメディア 2014-10-31
薬がみえる vol.2
『薬がみえるvol.2』では、主に
- 代謝系の疾患と薬
- 内分泌系の疾患と薬
- 産婦人科系の疾患と薬
- 血液系の疾患と薬
- 免疫・炎症・アレルギー疾患と薬
- 眼・耳・皮膚の疾患と薬
についてまとめられています。
医療情報科学研究所 メディックメディア 2015-07-08
薬がみえる vol.3
『薬がみえるvol.3』では、主に
- 消化器系の疾患と薬
- 呼吸器系の疾患と薬
- 感染症と薬
- 悪性腫瘍と薬
についてまとめられています。
医療情報科学研究所 メディックメディア 2016-11-30
これで勉強しないのは損!この本を見ずに効率の悪い勉強をしてしまうのか?
一冊くらい試しにサクッと買ってみましょう。ボタンからAmazon・楽天市場に簡単にとべます。
Amazon Studentだと1割引で買える?
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マンガなどは対象外ですが、「薬がみえる」などの書籍では10%ポイントがつくので、1割引のようなものです。
3000円だと300ポイント(300円分)のポイントがつきます。
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結論から言うとこの本、薬に関わる人、薬のことを知りたい人なら持っておいて損はないです!
「薬」も「病気」もみて理解する!
チーム医療を担う医療人共通のテキスト
というキャッチフレーズの『薬がみえる』シリーズ。
「薬と病気をつなげて理解できる」ように設計されたこの参考書は、
人体のしくみ(生理)
→ 病気のしくみ(病態生理)
→ 薬が効くしくみ(薬理)
をつなげて構成してあるため、しっかり「理解」できるようになっています。
病態と薬理を結びつけて理解できる、ということです。
「みえる」と謳っているとおり、イラストも豊富でわかりやすいです。
現在、vol.1~3の3冊が出ています。
この記事では、
それぞれで扱っている内容は?
どんな特徴があるのか?
どんなかんじの中身なのか?
どう使えば良いのか?
どれくらい中身が充実しているのか?
悪いところは?
どんな人におすすめなのか?
買う価値はあるのか?
などについて、レビューとしてこの『薬がみえる』をご紹介したいと思います!
その前に一般的な専門書の話
基本的に、大学では専門書で勉強することになると思います。
専門書って詳しくて、しっかり読み込まないと理解できなかったりするんですよね。
「なにを言っているんだ・・・」
「いまいちイメージしにくい」
とか、あると思います。
そんな人に、『薬がみえる』はおすすめです。
正直、私自身は「薬理学の学び始めにこの本を持っていれば・・・」と悔しい思いをしています。
特に、薬理学をこれから勉強する、という人にはおすすめです。
もちろん薬の理解を深めたい人にも!
『薬がみえる』シリーズ
まずはどんな本か見ていただきましょう。
Amazonでのレビューもかなり高評価です。低評価がありません。一度Amazonなどのレビューも確かめてみてください。それぞれついているボタンからAmazon・楽天市場のページへ簡単に移動できます。
薬がみえる vol.1
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薬がみえる vol.2
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薬がみえる vol.3
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薬理学の本だが疾患まで広くカバーしている
基本的に、『薬がみえる』は薬理学の本です。
ですが、
生理→病態→薬理
をつなげて説明しているため、体のしくみから病気のしくみ、薬がどうやって効くのかしっかり理解することができます。
薬理学を学ぶ上で必要な知識はもちろん、疾患に関しても広くカバーしてあり、圧巻の一言です。
図やイラストが豊富すぎて困る(褒め言葉)
この『薬がみえる』、パラパラーとめくったらわかりますが、図やイラストが豊富なんです。
パッと適当に開いても、絶対に図やイラストが載っています。
作用機序の図なんかもわかりやすくまとめられており、なんか悔しいです。
症状なども人物のイラストがちょこちょこ挟んであり、視覚的にわかる工夫がなされています。
フルカラーで、ペラペラめくっていても飽きないですね。見るだけでも楽しい!
予想以上に情報が詰まっている
「図やイラストが豊富!」と聞くと、「中身スカスカなんじゃないの?」と思うかもしれません。
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重要な部分はしっかり詰め込まれています。
表紙を見た感じ、「さらっと全部読み終わるんじゃ?」と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
薬物は構造式もちゃんと載ってあり、読み応えもあります。
学び始めから、医療に関わる仕事をしている人まで需要があると思います。
そのため、長く使える本だと断言できます。視覚的にまとめられているので、復習もしやすいと思います。
悪いところ:薬学的にはもう少し?
今まで良いところを並べてきましたが、悪いところというか気をつけておきたいのは、
「薬学生や薬剤師はこの本だけで十分!」という訳ではないことです。
医師や医療に関わる人にも向けて作られているため薬理学の専門書ほどではなく、薬学的に更に詳しいところはもう少し、と言えるかもしれません。
薬学を本格的に勉強する人は補助的な位置づけになると思います。専門書で勉強しつつ、視覚的に分かるこの本をパラパラ、とかがベストかと。
この本は医学的な面もわかるようになっているので、そこらへんは仕方ないかなーと思います。
どんな人におすすめ?
この本の裏表紙にはこのように書かれています。
医師、薬剤師、・・・たくさん(笑)
とにかく、薬に関わる人、生体のことを知りたい人には最適だと思います。
こんな良書は他にない
生理→病態→薬理をつなげて理解することができて、
図やイラストが多くて、
重要な情報がギュッとわかりやすくまとめられている参考書
こんな参考書は、はっきり言って、この『薬がみえる』以外見当たりません。
薬の理解を深めたいなら、まず手に取りたい本であるのは間違いないと思います。
3000~4000円は高いか?
この『薬がみえる』シリーズ、1冊3000~4000円くらいします。
大学生的には安くはないですよね。
でも、これだけの中身の質を考えるとすごく安いと思います。
専門書だと8000円、9000円は当たり前です。そんな専門書よりもわかりやすく、長く使える本書はコスパが良いです。
『薬がみえる』シリーズ
薬がみえる vol.1
『薬がみえるvol.1』では、主に
神経系の構造と機能
自律神経系に作用する薬
体性神経系・筋の疾患と薬
中枢神経系の疾患と薬
循環器系の疾患と薬
腎・泌尿器系の疾患と薬
についてまとめられています。
薬がみえるvol.1
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薬がみえる vol.2
『薬がみえるvol.2』では、主に
代謝系の疾患と薬
内分泌系の疾患と薬
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薬がみえる vol.3
『薬がみえるvol.3』では、主に
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についてまとめられています。
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