ノルフロキサシンは、ニューキノロン系の抗菌薬である。

相互作用

フルルビプロフェンアキセチル

フルルビプロフェンアキセチル(NSAIDs)は、ノルフロキサシンとの併用により、中枢性痙れんが誘発するおそれがある。

ノルフロキサシンは、GABA(中枢神経系の抑制伝達物質)の受容体結合を抑制することがある。

フルルビプロフェンアキセチルと併用すると、GABAの受容体結合の抑制が増強される。そのため、中枢性痙れんが誘発されるリスクが増大する。

スクラルファート

スクラルファートはアルミニウムを含有するため、ニューキノロン系抗生物質であるノルフロキサシンと併用すると難溶性キレートを形成する。

そのため、ノルフロキサシンの消化管吸収は低下する。