デノパミンはアドレナリンβ1受容体刺激薬であり、β1受容体に直接作用し、心筋の収縮力を高める。

以下の構造を見ても分かるが、デノパミンはカテコールアミンではない。非カテコールアミンである。

デノパミン

出典:「カルグート錠5/カルグート錠10/カルグート細粒5%」添付文書

作用

デノパミンはアドレナリンβ1受容体に直接作用し、心筋の収縮力を高める。

適応

デノパミンの適応を以下に示す。

  •  慢性心不全(経口)

医療用医薬品

デノパミンを主成分とする医療用医薬品を以下に挙げる。

  • カルグート錠5/カルグート錠10/カルグート細粒5%
  • デノパミン錠5mg「日医工」/デノパミン錠10mg「日医工」
  • デノパミール錠5/デノパミール錠10