クロニジンはアドレナリンα2受容体刺激薬であり、α2受容体を直接刺激する。交感神経を抑えるため、高血圧症に用いられている。

クロニジン塩酸塩

出典:「カタプレス錠75μg/カタプレス錠150μg」添付文書

作用機序:α2受容体刺激

クロニジンは中枢のα2受容体を刺激し、中枢性に交感神経を抑制する。

また、末梢アドレナリン作動性神経終末のシナプス前膜α2受容体を刺激し、ノルアドレナリンの遊離を抑制する。

適応

  • 本態性高血圧症
  • 腎性高血圧症

副作用

  • 幻覚
  • 錯乱

医療用医薬品

  • カタプレス錠75μg/カタプレス錠150μg

 

関連

クロニジンと同じアドレナリンα2受容体刺激薬に、(α-)メチルドパグアナベンズがある。