カルペリチドは、心不全の治療薬である。

カルペリチドは、心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)製剤であり、心臓の負担を軽減する薬である。

作用機序

カルペリチドは、心房性ナトリウム利尿ペプチド受容体に結合し、膜結合型グアニル酸シクラーゼを活性化する。それにより細胞内cGMP量が増加し、血管拡張、利尿作用を現す。

作用機序

心房性ナトリウム利尿ペプチド受容体に結合
→ 膜結合型グアニル酸シクラーゼを活性化
→ 細胞内cGMP量↑
→ 血管拡張、利尿作用