脱分極型ニコチンNM受容体遮断薬

  • スキサメトニウム(サクシニルコリン)
  • デカメトニウム

作用機序

脱分極型ニコチンNM受容体遮断薬は、終板に持続的な脱分極を起こす。それにより、神経終末部から遊離したアセチルコリンに対する感受性を減少・消失させる。

副作用

  • 呼吸麻痺

副作用に呼吸麻痺がある。

呼吸停止が起こった場合は危険で、薬液の注入を筋弛緩維持量まで減らすか、いったん止め、人工呼吸により積極的に酸素を補給する必要がある。