この記事では、主に薬剤師の求人・転職サイトのことをすべて網羅しております。
薬剤師が求職・転職するにあたって、薬剤師の求人情報を得るには「薬剤師専門の求人・転職サイト」を使うのが便利です。さまざまな情報を得るために「薬剤師求人・転職サイト」を利用することになると思います。
この記事を読めば「薬剤師求人・転職サイトのことがほぼわかった!」と思えるはずです。
ぜひ一通り目を通すことをオススメします。
ただ、薬剤師の転職から各転職サイトの特徴・選ぶポイント、裏話まで集約しておりますので、長いです。すべて読むのに多少時間がかかると思います。
途中、読むのがしんどくなったときはサーっと流してもらってもかまいません。項目のタイトルだけ読んでいき、気になるところだけ読むのでも良いと思います。
目次から項目にとぶことができます。
転職の心構え
転職はある意味人生がかかっています。
自分にあった良い転職先に就けるように、また、自分を守るためにも正しい情報をできるだけたくさん集めておく必要があります。
「薬剤師は何回でも転職できる」は本当か?
「薬剤師は何回でも転職できる」
「薬剤師の転職回数は関係ない」
こう言われることがあるかもしれません。
たしかに、薬剤師は流動的で転職しやすい職です。比較的簡単に求職・転職できます。
しかし、転職を何回もしていると転職が難しくなるようです。「何回転職しても大丈夫!」と安易に考えないほうが良いでしょう。
しっかりと情報を集め、よく考えて転職活動をすることが大事です。転職してからすぐに辞めることがないように慎重に職場を選ぶべきです。
薬剤師が求人・転職情報を得るには?
薬剤師が求職・転職するにあたって、求人情報を探すには2つのやり方があると思います。
- 自分で求人を探す
- 転職サイトを利用し、担当の人に探してもらう
自分で求人を探す
単純に自分で求人を探す方法です。たとえば、
- ハローワーク
- 知人のつて・紹介
- 求人サイト
- 薬局・ドラッグストア・病院が出している求人
- 店のポスター など
このようなものがあると思います。
自分で求人情報を探して連絡し、履歴書を作って面接に行く必要があります。もし自分の希望と合わなかった場合は履歴書作成や面接が無駄になります。
しかし薬剤師の求人・転職サイトを使うと効率よく転職活動を行うことができます。
転職サイトを利用し、担当の人に探してもらう
自分で求人情報を探すほかに、薬剤師の求人・転職サイトを利用して担当の人に探してもらうやり方があります。
担当に希望条件を伝えると求人情報を探してくれ、気になった職場があればコンタクトをとり、面接をすることになります。
自分で探す場合と違って、自分の名前は出されずに転職先とやりとりしてもらえます。
転職サイトを利用すると、自分にあった転職先を紹介してもらいやすいです。
転職サイトにはない求人がある
薬剤師の求人・転職サイトは便利ですが、すべての求人を網羅しているわけではありません。転職サイトによって扱う求人数が違う場合があります。それについては後述しています。
転職サイトにはない求人というのは、「薬剤師の求人・転職サイトを使うまでもない職場」です。つまり、転職サイトに求人を出さなくても人材が集まってくるような人気があるところです。
調剤薬局やドラッグストアは転職サイトに求人を出していますが、国公立の病院などは出していません。このようなところの求人は転職サイトにはない可能性があります。
国公立の病院は公務員扱いで、基本的に新卒の採用になっています。
薬剤師求人・転職サイトを利用すべし
薬剤師の求人・転職サイトに載っていない求人もあるでしょうが、転職を考えるなら薬剤師の求人・転職サイトを利用するのが効率的です。
薬剤師の求人・転職サイトは薬剤師の転職を専門に扱っています。
実際に働いてみるまで具体的な業務内容や勤務状況、職場の雰囲気などはわかりません。しかし、薬剤師の求人・転職サイトを使うと深い情報も知ることができます。
このように薬剤師の求人・転職サイトは転職先の情報が充実しており、条件交渉もおこなってくれます。転職の成功率・満足度も高まります。
薬剤師が転職を考えるなら、薬剤師の求人・転職サイトを使って損は全くありません。逆に、使わないと損するレベルです。
薬剤師求人・転職サイトは100以上
薬剤師の求人・転職サイトははっきり数えていませんが100以上はあるでしょう。ぜんぶの転職サイトについて知るのは無駄です。
中にはしっかり運営されていないものもあります。みんなが利用していて評判の良い転職サイトを利用するのが無難です。
「とりあえず登録を検討すべき薬剤師求人・転職サイト」については後にまとめています。
転職サイト利用の流れ
転職サイト利用のおおまかな流れとしては、
- 転職サイトに登録
- 転職サイトの担当コンサルタントから連絡(メール、電話)が入る
- 希望条件をコンサルタントに伝え、相談する
- コンサルタントから条件に合った求人情報を教えてもらえる
- 気になった職場へ面接にいく
- 転職成功
このようになります。転職サイトの登録は無料で簡単にできます。
登録すると担当のキャリアコンサルタント(転職エージェント)がつきます。コンサルタントは「転職のプロ」として、
- 希望条件にあった求人情報の紹介
- 面接対策
- 希望転職先との条件交渉
などまで行ってくれます。
登録するとコンサルタントから電話がかかってきます。自分の転職をサポートしてくれる人です。しっかり対応するようにしましょう。
コンサルタントとのやりとりは基本的に電話です。直接会って面談するのは手間がかかるため一般的にしませんが、面談することができる場合もあります。
たとえば転職サイトを運営しているのが大手の会社で、全国に拠点がある場合は面談できる可能性があります。
転職サイトの運営会社について
「どんな会社が薬剤師の求人・転職サイトを運営しているのか?」これついて知っておいても損はないと思います。
薬剤師の求人・転職サイトを運営する会社は、次のように大きく分けることができます。
- 就職斡旋や人材紹介の会社
- リクルート:「リクナビ薬剤師」を運営
- マイナビ:「マイナビ薬剤師」を運営
- 医療系の会社(調剤薬局のグループなど)
- エムスリーキャリア:「薬キャリ」を運営
- メディカルリソース:「ファルマスタッフ」を運営
人材紹介の会社:リクルート、マイナビなど
まず就職斡旋や人材紹介の会社があります。リクルートやマイナビは有名なので聞いたことがあると思います。リクルートは「リクナビ薬剤師」を、マイナビは「マイナビ薬剤師」を運営しています。
医療系の会社:エムスリー、日本調剤など
また、薬剤師の求人・転職サイトを運営する会社に、医療情報を扱う会社や大手調剤薬局があります。
大手調剤薬局である日本調剤グループの「メディカルリソース」は医療総合人材サービス会社で、薬剤師の求人・転職サイト「ファルマスタッフ」を運営しています。
医療情報を扱うエムスリーグループの連結子会社である「エムスリーキャリア」は、「薬キャリ」を運営しています。
また、そのエムスリーは日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com (エムスリー)」を運営しており、そのサイトに登録する医師の数は日本の医師の約8割(25万人)以上です。
それだけエムスリーは日本の医療に関わり、病院などの医療情報を保有しているといえます。
薬剤師求人・転職サイトの利用は無料!
薬剤師の求人・転職サイトの利用は無料です。
無料でコンサルタントと相談でき、紹介を受けることができます。
転職サイトのサービスはなぜタダなのか?
薬剤師の求人・転職サイトが無料で利用できるのは、転職サイトを運営する紹介会社が紹介先の薬局やドラッグストアから紹介料をもらっているからです。
その紹介料は、転職して薬剤師が働いて得る年収の10~50%ほどです。
年収の20%が紹介料になるとしたら、年収600万円の求人であれば紹介料は120万円になります。それだけ転職先は紹介会社に払っています。
紹介会社が受け取る紹介料は、薬剤師がある程度の期間働いてから支払われます。そのため、転職サイトのコンサルタントは自分にあった職場を紹介してくれるはずです。
紹介する会社は一人の紹介で100~200万円と儲かっています。そのため、世の中には「薬剤師の求人・転職サイト」がはてしないほどあるのです。
紹介会社は一人の紹介だけでこれだけ収益が上がるので、転職サイトのサービス、コンサルタントを使い倒すくらいのつもりで構いません。遠慮せずにこきつかうようにしましょう。
転職サイトの対応エリアは?
薬剤師の求人・転職サイトは、基本的に全国の求人に対応しています。
もちろん転職サイトによって扱う求人数や強いエリアは違います。どんな特徴がある転職サイトか確かめて転職サイトに登録するようにしましょう。
転職サイトでまず自分の希望するエリアをチェックしてみましょう。
各転職サイトの求人数は?
それぞれの薬剤師求人・転職サイトの求人数は違います。やはり大手ほど求人数は多い傾向があります。
もちろん求人数が多い方が選択肢が広がって良いですが、希望の業種(薬局、ドラッグストア、企業など)に強いかどうかも大事です。
そのため、求人件数だけで判断するべきではありません。
「非公開求人」とは?
薬剤師の求人・転職サイトには、「非公開求人」というものがあります。言葉通りで、公開されていない求人のことです。転職サイトで検索してもでてきません。
この「非公開求人」は、求人の内容・数が公開されていません。記載されている求人数はこの「非公開求人の数」を含めていません。
非公開求人は、急に募集をかけたものや新店舗の求人、好条件(高収入)、有名企業の求人が多いです。
非公開求人は各転職サイトに登録することで確認でき、コンサルタントから詳しく聞くことができます。
転職サイトによって非公開求人の質や量は変わります。
なぜ非公開求人があるのか?
なぜ非公開求人があるのでしょうか?
それは、非公開求人の中身について考えればわかります。
例えば人気の求人なら、応募が殺到して対応に追われて困るため、非公開にします。
また、人気の求人情報を一般公開すると自分で転職先にコンタクトを取る可能性があります。それでは紹介会社は紹介料をもらえず困るため、人気の求人を非公開にします。
これは、非公開にすると採用側が掲載料を払わずに済み、マッチした人材を確保できるというのもあります。
製薬会社の研究・開発や役職つきの求人の場合、その職にふさわしい人を紹介することになります。その場合公開されることはありません。
急な募集の場合、転職サイトに登録してある薬剤師にまず案内がいき、採用が決まると掲載されることはありません。
ランキングサイトにだまされるな
上でも述べましたが、薬剤師の求人・転職サイトは山ほどあります。そして、「その転職サイトのランキングサイト」も山ほどあります。
結論からいうと、それらのランキングは信頼性が乏しいです。
乱立するランキングサイトについて調べた結果については【注目】「薬剤師の求人・転職サイトのランキングサイト」のメタ分析(徹底まとめ)wにまとめています。
多くのランキングの統計って気になりませんか?ぜひご覧下さい。
そもそも人によって希望する転職先や条件は違います。ランキングは単なる目安です。自分にあった転職サイトに登録するようにしましょう。
ランキングサイトはお金をもらっている
なぜあんなにランキングサイトが多いのか?簡単です。お金がもらえるからです。
転職サイトの登録を紹介すると、1件あたり1~3万円くらいランキングサイトに入ります。転職サイトがランキングサイトへ謝礼として支払うわけです。
転職サイトごとに何が違う?
薬剤師の求人・転職サイトは多くありますが、それぞれ違いがあります。その違いについてざっとまとめておきます。
転職先とのコネクションの強さが違う
上で述べましたが、転職サイトを運営する会社は就職斡旋会社や医療系の会社などであり、そもそものなりたちに違いがあります。
薬キャリを運営するエムスリーは日本の8割の医師を会員に持つほどであり、病院との結びつきが強いです。
このように、転職サイトによって業種のつながりが違います。
持っている情報量が違う
上で説明したコネクションにも通じる部分がありますが、転職サイトによって
- 調剤薬局の求人情報が豊富
- 病院の求人情報が豊富
- ここの職場についてよく知っている
など、得意な職場が違います。各業種やエリアの求人情報の量がちがいます。
同じ求人数だとしても、転職サイトによって詳細が違う場合があります。たとえば、同じ求人であっても条件(待遇)が違う場合があります。
これは転職サイトを運営する会社と転職先のつながりが違うからです。つながりが違うことで、同じ転職先でも給料といった条件が変わります。
ついてくるサービスが違う
転職サイトを運営する会社は、より多くの薬剤師が自社の転職サイトを利用して欲しいため、さまざまなサービスをしています。たとえば、
- 転職が成功したら祝い金10万円!
- 保険調剤のテキストを無料で差し上げます!
などです。このようなサービスも含めて転職サイトを選ぶのも良いかもしれません。
転職サイトの選び方・考慮すべき点
薬剤師の求人・転職サイトの選び方、選ぶときの考慮すべき点や知っておいたほうが良いことをまとめておきます。
転職サイトを運営する会社がどんな会社か?
転職サイトを利用する上で、転職サイトを運営する会社がどんな会社か知っておいて損はないです。
転職サイトの運営会社がどんな会社かで、どれだけ日本の医療にかかわっていて信頼性があり、企業の採用担当者とのつながりがあるかがちがいます。
転職サイトを登録するばあいは、その運営会社も確認しておいて良いとおもいます。
会社の規模は大きいほど良いのか?
薬剤師の求人・転職サイトを運営する会社が大手ほど良いのでしょうか?
結論を簡潔にいうと、「大手のほうが無難」です。
大手は知名度があり、実績があります。安心感はあります。また、求人を出す側としても、大手のほうが無難だと考えるでしょう。
ただし、一概にはいえません。大手じゃなくても良い転職サイトはあるでしょう。しかし、大手の方が「無難」だということです。
「大手だから大丈夫」というわけではありません。大手ほど売上のノルマは厳しくなり、少々強引に紹介されるかもしれません。自分にあわない職場になるかもしれません。
会社よりも、担当のコンサルタントのほうが大事です。コンサルタントがどれだけ自分に合う求人を探して調整してくれるかが大事です。
(非公開)求人数の多い転職サイトを選ぶ
転職サイトの求人数が多ければ多いほど、もちろん自分にあった転職先見つけやすいです。選ぶ際には求人数、それから非公開求人の数も確認するようにしましょう。
サポート体制
薬剤師の求人・転職サイトの中には、サポート体制がしっかり整っているものもあります。
企業で勤めていて調剤業務が未経験であったり、ブランクがあって不安な場合でも、サポートを受けやすい転職サイトがあります。
たとえば「マイナビ薬剤師」はサポート体制が整っており、全国に相談会場があって面談することができます。
転職サイトを選ぶ際、サポート面が整っているかどうかも確かめると良いです。
良いコンサルタントと出会えるか?
転職サイトを利用するにあたって、一番大事なのは「担当のコンサルタント」です。
実際の転職をサポートしてくれるのは転職サイトでもなく会社ででもなく、その会社の「コンサルタント」です。
評判の良い転職サイトを利用しても、担当のコンサルタントが悪ければ良い転職ができないかもしれません。
悪いコンサルタントにあたってしまうことはしかたないので、良いコンサルタントと出会うためにも複数の転職サイトを利用するのがベストです。
良いコンサルタントかどうかは、たとえば
- 自分の希望や相談をしっかり聞いてくれるか
- 転職先の紹介の速さ
- 対応の速さ
- 対応の仕方
これらで判断すると良いと思います。
「コンサルタントが自分の要望を汲み取ってくれなかった」
「連絡が遅い」
「対応がわるい」
など、評判がよくない転職サイトは避けたほうが良いでしょう。
コンサルタントと直接会って面談できるか?
「コンサルタント直接会って面談できるか?」というのも良い転職を実現する上で大事です。
コンサルタントとのやりとりは電話が基本ですが、やはり直接会って話したほうがメリットが大きいです。
直札会うと情報のやりとりもしやすく、要望も伝えやすく、資料を見ながら詳しく説明を聞くことができます。
そのため、直接会って面談ができそうな転職サイトを選んだほうが良いです。
地方でも面談をしてもらいやすいのは、やはり大手の転職サイトになります。
転職サイトは複数登録すべき
いままでの説明からもわかりますが、薬剤師求人・転職サイトは複数登録すべきです。これはとても大事です。
3~5つほど登録して利用したほうが良いです。
ここでは、転職サイトを複数登録するメリットなどについてまとめておきます。
転職サイトによって違いがある
転職サイトによって持っている情報量などが違うことは上でも説明しました。
転職サイトによって違いがあるからこそ複数登録すべきです。
手に入る情報量が増える
複数の薬剤師求人・転職サイトに登録しておくと、多くの求人情報を知ることができ、より良い条件の求人を選ぶことができます。転職の選択肢も広がります。情報が多い方が自分にあった求人を見つけやすく、有利ですよね。
複数登録すると、複数の転職サイトから新着情報を得ることもできます。
転職サイトによって病院の求人案件が多かったり、企業の求人案件が多かったりなど特長があるので、自分の希望を考えて複数するのが良いです。
また、募集が終わった求人が他の転職サイトではまだ募集されていたり、同じ転職先でも待遇(年収、勤務形態)が違っていることもあります。
サービスを比べることができる
また、複数サイトに登録することで、それぞれの転職サイトのサービスを比べることができます。
など、転職サイトによって違いがあります。複数登録してみることで比べることができ、転職を良いものにすることができます。
転職サイトを利用してみて悪いと思えば別の転職サイトを使えば問題ないです。無料ですし。
コンサルタントを比べることができる
複数の転職サイトを使うと、複数のコンサルタントと相手をすることになります。そのため、転職サイトごとに担当のコンサルタントの対応が分かります。
紹介会社を介する転職の場合、コンサルタントとの相性が大事です。
複数の転職サイトを登録しておくと、コンサルタントの力や相性を比較することができます。まず複数登録し、一番良いコンサルタントにサポートしてもらうのがベストです。
相性の悪いコンサルタントにあたることは仕方ないことです。複数登録することでそれを回避できます。
より良い条件にしてもらえる
複数の転職サイトを使うことで、より良い条件にできる可能性があります。
薬剤師の求人・転職サイトを運営する紹介会社によって転職先の職場とのつながりの強さが違います。そのため、ある転職サイトではだめだった条件が、こっちの転職サイトでは通った、ということがあります。
複数の転職サイトを利用していると言うと、紹介会社が競い合って条件交渉をしてくれます。そのため、より良い条件にしてくれることがあります。
コンサルタントに言っておいたほうが良いこととしては、
- 「いくつかほかの転職サイトも使っている」
- 「転職時期は早いほうが良い」
などと言っておくと優先して対応してもらえます。
たくさん登録すれば良いというものではない
複数の転職サイトに登録しておくメリットは理解できたかと思います。では、たくさん登録すればするほど良いのでしょうか?
結論を言うと、たくさん登録すればするほど良い、というものではありません。
転職サイトに登録すると、それだけコンサルタントとやりとりすることになります。登録が増えると、やりとりが大変になります。自分の希望など、同じことを何人にも話さないといけません。
結局、3~5つほどに登録するのがちょうど良いでしょう。
最終的には?
まず3~5つの転職サイトに登録し、一通り各コンサルタントをやりとりをしてみます。
そして、自分にあったコンサルタントに絞ってさらに話を進めるのが一般的です。
それぞれの転職サイトのサービスを見てみて選ぶのも良いかもしれません。うまく転職サイトを使っていきましょう。
より良い条件の転職をするには?
より良い条件の転職をするために、複数の薬剤師求人・転職サイトに登録することを説明しましたが、ほかに大事なこともあります。
ここではコンサルタントと話を進めるときに大事なことをまとめておきます。
納得できるまで相談する。ワガママをぶつけよう!
自分が納得した職場に転職するには、納得できるまでコンサルタントと相談することが大事です。
ワガママをぶつけましょう!ワガママといってもあくまで良識の範囲内で、です。
コンサルタントにあれこれ要望を言って注文をつけたり、お願いをしましょう。細かく、具体的に伝えるとコンサルタントもわかりやすいと思います。
たとえば、
- どんな仕事がしたいのか
- どんな求人情報が知りたいか
- 年収
- 残業
- 職場の雰囲気(人間関係)
- 仕事内容
- 場所
- 通勤手段
などです。希望を具体的にありったけ伝えましょう。
繰り返しますが遠慮することはないです。タダで働いてくれている訳ではないので。
コンサルタントと腹を割って話す
コンサルタントとは、本音で話したほうが良いです。本音で話せないコンサルタントとは考え直して他のコンサルタントと相談するのも一つです。
人には言いたくなくて隠したいこともあるかもしれませんが、腹を割って本音を話すとコンサルタントも人間ですから「なんとかしてあげたい」と思います。
しっかり話すとコンサルタントも頑張って交渉してくれ、良い条件にしてくれる可能性も高くなります。
とりあえず検討すべき転職サイト
ここでは「とりあえず登録を検討すべき薬剤師求人・転職サイト」を紹介します。
薬剤師の求人・転職サイトはいくつもありますが、ここではみんなが利用しているような転職サイトを紹介します。次の6つになります。
- 薬キャリ(エムスリー)
- マイナビ薬剤師
- リクナビ薬剤師
- ファルマスタッフ
- 薬剤師転職ドットコム
※いくつかわかるように数字をふってあるだけで、ランキングという訳ではありません。
薬キャリ(エムスリー)
「薬キャリ(エムスリー)」は転職を考えている薬剤師なら、絶対に登録しておきたいサイトです。
薬剤師の登録者数も、転職サイトの中ではNo.1です。
運営会社:m3(エムスリー)
「薬キャリ」を運営するエムスリーグループは医療情報を提供するサイト「m3.com」が有名です。
日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com」に登録する医師の数は25万人以上です。つまり、日本の医師の約8割以上をエムスリーが抱えているということです。
それだけエムスリーは医師からの信頼もあり、病院などの医療情報を保有しているため、「薬キャリ」の病院の求人は豊富です。
日本最大級の薬剤師求人:他の転職サイトの求人もカバー!
「薬キャリ」は病院だけでなく様々な業種幅広く取り扱っており、正社員から派遣、アルバイト、パートの求人も数多くあります。もちろん全国幅広く、大手から地域密着型の調剤薬局まで網羅しています。
提携している人材紹介会社は31社です(2017年1月現在)。つまり、薬キャリに登録するだけで31社分の薬剤師求人を一括で探せます。「薬キャリ」は「リクナビ薬剤師」とも提携しているため、「リクナビ薬剤師」にある求人情報もわかります。
このようにほかの人材紹介会社の求人も網羅している薬剤師の転職サイトはほかにありません!
薬キャリのクチコミ
「薬キャリ」のクチコミについては、次のサイトが参考になるかもしれません。
マイナビ薬剤師
「マイナビ薬剤師」は、ご利用者満足度 4年連続1位です(2017年1月)。
「マイナビ薬剤師」は「丁寧」「親切」が有名で、サポートがしっかりしています。またコンサルタントの質も高いです。
運営会社:マイナビ
「マイナビ薬剤師」は、大手人材紹介企業のマイナビが運営しているだけあって、大手企業や大手ドラッグストアとのつながりが強いです。
「マイナビ薬剤師」は企業に強い!
「マイナビ薬剤師」は企業やドラッグストアの求人情報が豊富です。
大手の製薬企業も取り揃えています。
サポートがすばらしい!全国13拠点!
「マイナビ薬剤師」は全国に13拠点ものオフィスがあるので、都心はもちろん地方でもサポートを受けることができます。
全国にオフィスがあるため、職場の調査もしっかりしています。コンサルタントは実際の現場で働く薬剤師からも情報を仕入れ、現場の雰囲気まで教えてくれます。
「マイナビ薬剤師」は面談にも力を入れており、親身になって履歴書の書き方までサポートしてくれます。さすが満足度No1ですね。
ブランクがあって心配でも転職者向けセミナーが充実しており、転職成功率は高いです。
マイナビ薬剤師のデメリット:派遣がない
マイナビ薬剤師には、派遣の求人がありません。
派遣の求人が豊富なのは、
などがあります。そのため、派遣の仕事がしたい人はこちらの転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか。
マイナビ薬剤師のクチコミ
「マイナビ薬剤師」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
リクナビ薬剤師
「リクナビ薬剤師」は求人の量・質、コンサルタントの質、すべてがトップクラスで「薬キャリ(エムスリー)」「マイナビ薬剤師」に並ぶ業界最大手の薬剤師転職サイトです。
運営会社:リクルート
「リクナビ薬剤師」はリクルートグループが運営しています。リクルートもマイナビと同じで大手の総合人材紹介の会社です。
就活性なら絶対に知っている就活サイト「リクナビ」は有名ですね。
大手企業とのつながりが強い!
リクルートは最大手の総合人材紹介会社であるため、大手企業とのつながりは薬剤師転職サイトの中でも一番強いです。
研究・開発やMRなど、大手企業の求人を探したい場合には外せない転職サイトです。
給与アップに強い
「リクナビ薬剤師」はコンサルタントの紹介力も高く、給与交渉に強いです。給与アップを狙う人は登録して使ってみてはいかがでしょうか。
非公開求人が他より多い!
「リクナビ薬剤師」の特徴としては、非公開求人が他の転職サイトより多いということも挙げられます。
求人全体の約75%が非公開求人で質も高く、希望の求人情報を紹介してくれます。
最短3日のスピード転職の実績も
「リクナビ薬剤師」は対応が早く、「3日のスピード転職」という実績もあります。
急な転職にもコンサルタントが対応してくれますので、すぐに転職を考えている人はおすすめです。
リクナビ薬剤師のデメリット
「リクナビ薬剤師」のデメリットとしては、以下が挙げられます。
- 地方の小規模な薬局・ドラッグストアの求人には弱い
- 派遣を扱っていない(マイナビ薬剤師も)
- 面談の設定がしにくい(マイナビ薬剤師ほど地方の拠点がない)
「リクナビ薬剤師」は大企業の求人に強い反面、地方の小規模な薬局・ドラッグストアの求人には弱い、というのがあります。
また、マイナビ薬剤師と同じように、「リクナビ薬剤師」は派遣を扱っていません。
ほかに、「リクナビ薬剤師」はマイナビ薬剤師ほど地方の拠点がないので、面談の設定がしにくい、というデメリットもあります。
リクナビ薬剤師のクチコミ
「リクナビ薬剤師」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
ファルマスタッフ
運営会社:日本調剤グループの子会社「メディカルリソース」
「ファルマスタッフ」は、調剤薬局大手(第二位)の日本調剤グループが運営しています。正確には日本調剤グループの子会社「メディカルリソース」が運営しています。
日本調剤は全国チェーンの大手薬局ですから、薬局事情については精通しています。
ファルマスタッフは派遣に強い!
薬剤師転職サイトはいくつもありますが、「ファルマスタッフ」ほど「派遣」が圧倒的に強い転職サイトはほかにありません。
派遣の求人情報が多く、業界トップです。派遣を考えている薬剤師の方は大変おすすめです。
全国15カ所の拠点!必ず面談がある
マイナビ薬剤師と同様に、「ファルマスタッフ」も全国に15ヶ所の拠点があり、職場の環境も直接調査しています。
求人紹介の前には必ず面談をしてくれるので、満足のいく転職になりやすいです。一般的に、やりとりは電話やメールがすべてなので、面談をしてくれる転職サイトはありがたいです。
薬剤師専門のコンサルタントも80名と多く、全国トップクラスです。
高時給の求人情報!
「ファルマスタッフ」は時給を重視しており、高時給の求人情報が多くあります。
「年収700万円以上」
「 時給3000円以上(都心以外なら時給4,000円以上も)」
などとりそろえています。
サポートが充実!
「ファルマスタッフ」は日本調剤が運営しているだけあって、薬剤師にとって心強いサポートがたくさんあります。
教育制度が充実しており、ブランクがあったとしても大丈夫です。インターネットで調剤を学べる「JP Learning」の受講も用意されています。
復帰を考えている方にもおすすめです。
デメリット
「ファルマスタッフ」のデメリットとしては、
- 薬局には強いが病院は比較的弱い
- 面談を大切にしているだけあって転職に少し時間がかかるかもしれない
という点が挙げられます。
ファルマスタッフのクチコミ
「ファルマスタッフ」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
薬剤師転職ドットコム
運営会社:メディウェル
「薬剤師転職ドットコム」は、調剤薬局チェーン最大手のアインファーマシーズと同系列のメディウェルが運営しています。
アインファーマシーズは調剤業界No.1なので、メディウェルが運営する「薬剤師転職ドットコム」も「ファルマスタッフ」と同じように、薬局事情について精通しています。
アイン薬局グループへの転職も考えるなら、「薬剤師転職ドットコム」の登録はおすすめです。
薬剤師転職ドットコムは病院にも強い!
メディウェルは薬剤師転職のほかに、医師の転職サービスにも力を入れています。
そのため、病院とのつながりも強く、病院の求人も多いです。病院への転職を考える人には「薬剤師転職ドットコム」はおすすめです。
薬剤師転職ドットコムのクチコミ
「薬剤師転職ドットコム」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
薬剤師の求人・転職サイトの比較
ここでは「薬剤師求人・転職サイト」のさまざまな面における比較をまとめています。上に出てきた転職サイトの中で比較しています。
それぞれの業種に強い転職サイトは?
薬剤師の求人・転職サイトによって、それぞれ「強み」がちがいます。
ここでは、「それぞれの職種への転職を考えるならどこの転職サイトが良いのか?」をまとめておきます。
調剤薬局・ドラッグストア
調剤薬局・ドラッグストアへの転職を考えているなら、求人情報が豊富で薬局とのつながりも強い
がとくにおすすめです。
病院
病院への転職を考えているなら、医師や病院とのつながりが強い
がとくにおすすめです。
企業
数少なく好条件の企業への転職を考えているなら、求人情報が豊富で大手企業とのつながりが強い
がとくにおすすめです。
派遣に強い転職サイトは?
派遣を考えているなら、求人情報が豊富で派遣にも強い
がとくにおすすめです。
派遣に弱い転職サイトは?
逆に、派遣に弱い転職サイトは
が挙げられます。派遣を考えるなら「薬キャリ」や「ファルマスタッフ」がおすすめです。
大手調剤薬局グループが運営する転職サイトは?
繰り返しになりますが、大手調剤薬局グループが運営している転職サイトは
があります。
転職先としてアイン薬局や日本調剤を考える場合は、これらの転職サイトを利用してみてはいかがでしょうか。
どの転職サイトが求人数が多いのか?
それぞれの転職サイトの求人数は以下のようになっています。
- ファルマスタッフ:75,000件以上
- 薬キャリ(エムスリー):45,000件以上
- マイナビ薬剤師:40,000件以上
- リクナビ薬剤師:35,000件以上
- 薬剤師転職ドットコム:35,000件以上
※2017年1月11日現在
もちろん非公開の求人が多くあります。
ちなみに大手企業とのつながりが強いリクナビの非公開求人は約75%です。
全国にサポート拠点が多い転職サイトは?
それぞれの転職サイトの拠点数は、以下のようになっています。
- ファルマスタッフ:16カ所
- マイナビ薬剤師:13カ所
- 薬剤師転職ドットコム:6カ所
- リクナビ薬剤師:5カ所
- 薬キャリ(エムスリー):1カ所
全国に拠点をかまえていなくても、コンサルタントが全国に出張してサポートを行う場合もあります。そのため、拠点の数だけでサポートの良し悪しが判断できるわけではありません。
ですが拠点が多いほどサポートを受けやすいと思います。面談を希望する場合なんかは参考にしてみてください。
やはり全国に拠点がある
は、面談をしっかりしてくれます。
他にサービスがある転職サイトは?
ファルマスタッフに登録すると、最新版の保険調剤テキストがもらえます。
結局登録すべき転職サイトは?
今回紹介した薬剤師の求人・転職サイトすべてを登録するのも良いですが、すべて登録するには手間がかかります。しぼるとすると、
不安ならこの4つを登録すれば十分ではないでしょうか。これらを登録しておけば、日本の薬剤師求人ほぼすべてをカバーできます。
リンクを公式サイトに繋げていますので、ぜひ確認してみてください。
http://kusuri-yakugaku.com/%e3%80%90%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%a6%e3%80%91%e8%96%ac%e5%89%a4%e5%b8%ab%e6%b1%82%e4%ba%ba%e3%83%bb%e8%bb%a2%e8%81%b7%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%ae%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%83%bb/http://kusuri-yakugaku.com/wp-content/uploads/2017/01/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8.jpghttp://kusuri-yakugaku.com/wp-content/uploads/2017/01/5621deba8a18b839c7a4321764bb05e8-150x150.jpgTomキャリアこの記事では、主に薬剤師の求人・転職サイトのことをすべて網羅しております。
薬剤師が求職・転職するにあたって、薬剤師の求人情報を得るには「薬剤師専門の求人・転職サイト」を使うのが便利です。さまざまな情報を得るために「薬剤師求人・転職サイト」を利用することになると思います。
この記事を読めば「薬剤師求人・転職サイトのことがほぼわかった!」と思えるはずです。
ぜひ一通り目を通すことをオススメします。
ただ、薬剤師の転職から各転職サイトの特徴・選ぶポイント、裏話まで集約しておりますので、長いです。すべて読むのに多少時間がかかると思います。
途中、読むのがしんどくなったときはサーっと流してもらってもかまいません。項目のタイトルだけ読んでいき、気になるところだけ読むのでも良いと思います。
目次から項目にとぶことができます。
転職の心構え
転職はある意味人生がかかっています。
自分にあった良い転職先に就けるように、また、自分を守るためにも正しい情報をできるだけたくさん集めておく必要があります。
「薬剤師は何回でも転職できる」は本当か?
「薬剤師は何回でも転職できる」
「薬剤師の転職回数は関係ない」
こう言われることがあるかもしれません。
たしかに、薬剤師は流動的で転職しやすい職です。比較的簡単に求職・転職できます。
しかし、転職を何回もしていると転職が難しくなるようです。「何回転職しても大丈夫!」と安易に考えないほうが良いでしょう。
しっかりと情報を集め、よく考えて転職活動をすることが大事です。転職してからすぐに辞めることがないように慎重に職場を選ぶべきです。
薬剤師が求人・転職情報を得るには?
薬剤師が求職・転職するにあたって、求人情報を探すには2つのやり方があると思います。
自分で求人を探す
転職サイトを利用し、担当の人に探してもらう
自分で求人を探す
単純に自分で求人を探す方法です。たとえば、
ハローワーク
知人のつて・紹介
求人サイト
薬局・ドラッグストア・病院が出している求人
店のポスター など
このようなものがあると思います。
自分で求人情報を探して連絡し、履歴書を作って面接に行く必要があります。もし自分の希望と合わなかった場合は履歴書作成や面接が無駄になります。
しかし薬剤師の求人・転職サイトを使うと効率よく転職活動を行うことができます。
転職サイトを利用し、担当の人に探してもらう
自分で求人情報を探すほかに、薬剤師の求人・転職サイトを利用して担当の人に探してもらうやり方があります。
担当に希望条件を伝えると求人情報を探してくれ、気になった職場があればコンタクトをとり、面接をすることになります。
自分で探す場合と違って、自分の名前は出されずに転職先とやりとりしてもらえます。
転職サイトを利用すると、自分にあった転職先を紹介してもらいやすいです。
転職サイトにはない求人がある
薬剤師の求人・転職サイトは便利ですが、すべての求人を網羅しているわけではありません。転職サイトによって扱う求人数が違う場合があります。それについては後述しています。
転職サイトにはない求人というのは、「薬剤師の求人・転職サイトを使うまでもない職場」です。つまり、転職サイトに求人を出さなくても人材が集まってくるような人気があるところです。
調剤薬局やドラッグストアは転職サイトに求人を出していますが、国公立の病院などは出していません。このようなところの求人は転職サイトにはない可能性があります。
国公立の病院は公務員扱いで、基本的に新卒の採用になっています。
薬剤師求人・転職サイトを利用すべし
薬剤師の求人・転職サイトに載っていない求人もあるでしょうが、転職を考えるなら薬剤師の求人・転職サイトを利用するのが効率的です。
薬剤師の求人・転職サイトは薬剤師の転職を専門に扱っています。
実際に働いてみるまで具体的な業務内容や勤務状況、職場の雰囲気などはわかりません。しかし、薬剤師の求人・転職サイトを使うと深い情報も知ることができます。
このように薬剤師の求人・転職サイトは転職先の情報が充実しており、条件交渉もおこなってくれます。転職の成功率・満足度も高まります。
薬剤師が転職を考えるなら、薬剤師の求人・転職サイトを使って損は全くありません。逆に、使わないと損するレベルです。
薬剤師求人・転職サイトは100以上
薬剤師の求人・転職サイトははっきり数えていませんが100以上はあるでしょう。ぜんぶの転職サイトについて知るのは無駄です。
中にはしっかり運営されていないものもあります。みんなが利用していて評判の良い転職サイトを利用するのが無難です。
「とりあえず登録を検討すべき薬剤師求人・転職サイト」については後にまとめています。
転職サイト利用の流れ
転職サイト利用のおおまかな流れとしては、
転職サイトに登録
転職サイトの担当コンサルタントから連絡(メール、電話)が入る
希望条件をコンサルタントに伝え、相談する
コンサルタントから条件に合った求人情報を教えてもらえる
気になった職場へ面接にいく
転職成功
このようになります。転職サイトの登録は無料で簡単にできます。
登録すると担当のキャリアコンサルタント(転職エージェント)がつきます。コンサルタントは「転職のプロ」として、
希望条件にあった求人情報の紹介
面接対策
希望転職先との条件交渉
などまで行ってくれます。
登録するとコンサルタントから電話がかかってきます。自分の転職をサポートしてくれる人です。しっかり対応するようにしましょう。
コンサルタントとのやりとりは基本的に電話です。直接会って面談するのは手間がかかるため一般的にしませんが、面談することができる場合もあります。
たとえば転職サイトを運営しているのが大手の会社で、全国に拠点がある場合は面談できる可能性があります。
転職サイトの運営会社について
「どんな会社が薬剤師の求人・転職サイトを運営しているのか?」これついて知っておいても損はないと思います。
薬剤師の求人・転職サイトを運営する会社は、次のように大きく分けることができます。
就職斡旋や人材紹介の会社
リクルート:「リクナビ薬剤師」を運営
マイナビ:「マイナビ薬剤師」を運営
医療系の会社(調剤薬局のグループなど)
エムスリーキャリア:「薬キャリ」を運営
メディカルリソース:「ファルマスタッフ」を運営
人材紹介の会社:リクルート、マイナビなど
まず就職斡旋や人材紹介の会社があります。リクルートやマイナビは有名なので聞いたことがあると思います。リクルートは「リクナビ薬剤師」を、マイナビは「マイナビ薬剤師」を運営しています。
医療系の会社:エムスリー、日本調剤など
また、薬剤師の求人・転職サイトを運営する会社に、医療情報を扱う会社や大手調剤薬局があります。
大手調剤薬局である日本調剤グループの「メディカルリソース」は医療総合人材サービス会社で、薬剤師の求人・転職サイト「ファルマスタッフ」を運営しています。
医療情報を扱うエムスリーグループの連結子会社である「エムスリーキャリア」は、「薬キャリ」を運営しています。
また、そのエムスリーは日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com (エムスリー)」を運営しており、そのサイトに登録する医師の数は日本の医師の約8割(25万人)以上です。
それだけエムスリーは日本の医療に関わり、病院などの医療情報を保有しているといえます。
薬剤師求人・転職サイトの利用は無料!
薬剤師の求人・転職サイトの利用は無料です。
無料でコンサルタントと相談でき、紹介を受けることができます。
転職サイトのサービスはなぜタダなのか?
薬剤師の求人・転職サイトが無料で利用できるのは、転職サイトを運営する紹介会社が紹介先の薬局やドラッグストアから紹介料をもらっているからです。
その紹介料は、転職して薬剤師が働いて得る年収の10~50%ほどです。
年収の20%が紹介料になるとしたら、年収600万円の求人であれば紹介料は120万円になります。それだけ転職先は紹介会社に払っています。
紹介会社が受け取る紹介料は、薬剤師がある程度の期間働いてから支払われます。そのため、転職サイトのコンサルタントは自分にあった職場を紹介してくれるはずです。
紹介する会社は一人の紹介で100~200万円と儲かっています。そのため、世の中には「薬剤師の求人・転職サイト」がはてしないほどあるのです。
紹介会社は一人の紹介だけでこれだけ収益が上がるので、転職サイトのサービス、コンサルタントを使い倒すくらいのつもりで構いません。遠慮せずにこきつかうようにしましょう。
転職サイトの対応エリアは?
薬剤師の求人・転職サイトは、基本的に全国の求人に対応しています。
もちろん転職サイトによって扱う求人数や強いエリアは違います。どんな特徴がある転職サイトか確かめて転職サイトに登録するようにしましょう。
転職サイトでまず自分の希望するエリアをチェックしてみましょう。
各転職サイトの求人数は?
それぞれの薬剤師求人・転職サイトの求人数は違います。やはり大手ほど求人数は多い傾向があります。
もちろん求人数が多い方が選択肢が広がって良いですが、希望の業種(薬局、ドラッグストア、企業など)に強いかどうかも大事です。
そのため、求人件数だけで判断するべきではありません。
「非公開求人」とは?
薬剤師の求人・転職サイトには、「非公開求人」というものがあります。言葉通りで、公開されていない求人のことです。転職サイトで検索してもでてきません。
この「非公開求人」は、求人の内容・数が公開されていません。記載されている求人数はこの「非公開求人の数」を含めていません。
非公開求人は、急に募集をかけたものや新店舗の求人、好条件(高収入)、有名企業の求人が多いです。
非公開求人は各転職サイトに登録することで確認でき、コンサルタントから詳しく聞くことができます。
転職サイトによって非公開求人の質や量は変わります。
なぜ非公開求人があるのか?
なぜ非公開求人があるのでしょうか?
それは、非公開求人の中身について考えればわかります。
例えば人気の求人なら、応募が殺到して対応に追われて困るため、非公開にします。
また、人気の求人情報を一般公開すると自分で転職先にコンタクトを取る可能性があります。それでは紹介会社は紹介料をもらえず困るため、人気の求人を非公開にします。
これは、非公開にすると採用側が掲載料を払わずに済み、マッチした人材を確保できるというのもあります。
製薬会社の研究・開発や役職つきの求人の場合、その職にふさわしい人を紹介することになります。その場合公開されることはありません。
急な募集の場合、転職サイトに登録してある薬剤師にまず案内がいき、採用が決まると掲載されることはありません。
ランキングサイトにだまされるな
上でも述べましたが、薬剤師の求人・転職サイトは山ほどあります。そして、「その転職サイトのランキングサイト」も山ほどあります。
結論からいうと、それらのランキングは信頼性が乏しいです。
乱立するランキングサイトについて調べた結果については【注目】「薬剤師の求人・転職サイトのランキングサイト」のメタ分析(徹底まとめ)wにまとめています。
多くのランキングの統計って気になりませんか?ぜひご覧下さい。
そもそも人によって希望する転職先や条件は違います。ランキングは単なる目安です。自分にあった転職サイトに登録するようにしましょう。
ランキングサイトはお金をもらっている
なぜあんなにランキングサイトが多いのか?簡単です。お金がもらえるからです。
転職サイトの登録を紹介すると、1件あたり1~3万円くらいランキングサイトに入ります。転職サイトがランキングサイトへ謝礼として支払うわけです。
転職サイトごとに何が違う?
薬剤師の求人・転職サイトは多くありますが、それぞれ違いがあります。その違いについてざっとまとめておきます。
転職先とのコネクションの強さが違う
上で述べましたが、転職サイトを運営する会社は就職斡旋会社や医療系の会社などであり、そもそものなりたちに違いがあります。
薬キャリを運営するエムスリーは日本の8割の医師を会員に持つほどであり、病院との結びつきが強いです。
このように、転職サイトによって業種のつながりが違います。
持っている情報量が違う
上で説明したコネクションにも通じる部分がありますが、転職サイトによって
調剤薬局の求人情報が豊富
病院の求人情報が豊富
ここの職場についてよく知っている
など、得意な職場が違います。各業種やエリアの求人情報の量がちがいます。
同じ求人数だとしても、転職サイトによって詳細が違う場合があります。たとえば、同じ求人であっても条件(待遇)が違う場合があります。
これは転職サイトを運営する会社と転職先のつながりが違うからです。つながりが違うことで、同じ転職先でも給料といった条件が変わります。
ついてくるサービスが違う
転職サイトを運営する会社は、より多くの薬剤師が自社の転職サイトを利用して欲しいため、さまざまなサービスをしています。たとえば、
転職が成功したら祝い金10万円!
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などです。このようなサービスも含めて転職サイトを選ぶのも良いかもしれません。
転職サイトの選び方・考慮すべき点
薬剤師の求人・転職サイトの選び方、選ぶときの考慮すべき点や知っておいたほうが良いことをまとめておきます。
転職サイトを運営する会社がどんな会社か?
転職サイトを利用する上で、転職サイトを運営する会社がどんな会社か知っておいて損はないです。
転職サイトの運営会社がどんな会社かで、どれだけ日本の医療にかかわっていて信頼性があり、企業の採用担当者とのつながりがあるかがちがいます。
転職サイトを登録するばあいは、その運営会社も確認しておいて良いとおもいます。
会社の規模は大きいほど良いのか?
薬剤師の求人・転職サイトを運営する会社が大手ほど良いのでしょうか?
結論を簡潔にいうと、「大手のほうが無難」です。
大手は知名度があり、実績があります。安心感はあります。また、求人を出す側としても、大手のほうが無難だと考えるでしょう。
ただし、一概にはいえません。大手じゃなくても良い転職サイトはあるでしょう。しかし、大手の方が「無難」だということです。
「大手だから大丈夫」というわけではありません。大手ほど売上のノルマは厳しくなり、少々強引に紹介されるかもしれません。自分にあわない職場になるかもしれません。
会社よりも、担当のコンサルタントのほうが大事です。コンサルタントがどれだけ自分に合う求人を探して調整してくれるかが大事です。
(非公開)求人数の多い転職サイトを選ぶ
転職サイトの求人数が多ければ多いほど、もちろん自分にあった転職先見つけやすいです。選ぶ際には求人数、それから非公開求人の数も確認するようにしましょう。
サポート体制
薬剤師の求人・転職サイトの中には、サポート体制がしっかり整っているものもあります。
企業で勤めていて調剤業務が未経験であったり、ブランクがあって不安な場合でも、サポートを受けやすい転職サイトがあります。
たとえば「マイナビ薬剤師」はサポート体制が整っており、全国に相談会場があって面談することができます。
転職サイトを選ぶ際、サポート面が整っているかどうかも確かめると良いです。
良いコンサルタントと出会えるか?
転職サイトを利用するにあたって、一番大事なのは「担当のコンサルタント」です。
実際の転職をサポートしてくれるのは転職サイトでもなく会社ででもなく、その会社の「コンサルタント」です。
評判の良い転職サイトを利用しても、担当のコンサルタントが悪ければ良い転職ができないかもしれません。
悪いコンサルタントにあたってしまうことはしかたないので、良いコンサルタントと出会うためにも複数の転職サイトを利用するのがベストです。
良いコンサルタントかどうかは、たとえば
自分の希望や相談をしっかり聞いてくれるか
転職先の紹介の速さ
対応の速さ
対応の仕方
これらで判断すると良いと思います。
「コンサルタントが自分の要望を汲み取ってくれなかった」
「連絡が遅い」
「対応がわるい」
など、評判がよくない転職サイトは避けたほうが良いでしょう。
コンサルタントと直接会って面談できるか?
「コンサルタント直接会って面談できるか?」というのも良い転職を実現する上で大事です。
コンサルタントとのやりとりは電話が基本ですが、やはり直接会って話したほうがメリットが大きいです。
直札会うと情報のやりとりもしやすく、要望も伝えやすく、資料を見ながら詳しく説明を聞くことができます。
そのため、直接会って面談ができそうな転職サイトを選んだほうが良いです。
地方でも面談をしてもらいやすいのは、やはり大手の転職サイトになります。
転職サイトは複数登録すべき
いままでの説明からもわかりますが、薬剤師求人・転職サイトは複数登録すべきです。これはとても大事です。
3~5つほど登録して利用したほうが良いです。
ここでは、転職サイトを複数登録するメリットなどについてまとめておきます。
転職サイトによって違いがある
転職サイトによって持っている情報量などが違うことは上でも説明しました。
転職サイトによって違いがあるからこそ複数登録すべきです。
手に入る情報量が増える
複数の薬剤師求人・転職サイトに登録しておくと、多くの求人情報を知ることができ、より良い条件の求人を選ぶことができます。転職の選択肢も広がります。情報が多い方が自分にあった求人を見つけやすく、有利ですよね。
複数登録すると、複数の転職サイトから新着情報を得ることもできます。
転職サイトによって病院の求人案件が多かったり、企業の求人案件が多かったりなど特長があるので、自分の希望を考えて複数するのが良いです。
また、募集が終わった求人が他の転職サイトではまだ募集されていたり、同じ転職先でも待遇(年収、勤務形態)が違っていることもあります。
サービスを比べることができる
また、複数サイトに登録することで、それぞれの転職サイトのサービスを比べることができます。
見舞金
サポート体制
面談してもらえるか
など、転職サイトによって違いがあります。複数登録してみることで比べることができ、転職を良いものにすることができます。
転職サイトを利用してみて悪いと思えば別の転職サイトを使えば問題ないです。無料ですし。
コンサルタントを比べることができる
複数の転職サイトを使うと、複数のコンサルタントと相手をすることになります。そのため、転職サイトごとに担当のコンサルタントの対応が分かります。
紹介会社を介する転職の場合、コンサルタントとの相性が大事です。
複数の転職サイトを登録しておくと、コンサルタントの力や相性を比較することができます。まず複数登録し、一番良いコンサルタントにサポートしてもらうのがベストです。
相性の悪いコンサルタントにあたることは仕方ないことです。複数登録することでそれを回避できます。
より良い条件にしてもらえる
複数の転職サイトを使うことで、より良い条件にできる可能性があります。
薬剤師の求人・転職サイトを運営する紹介会社によって転職先の職場とのつながりの強さが違います。そのため、ある転職サイトではだめだった条件が、こっちの転職サイトでは通った、ということがあります。
複数の転職サイトを利用していると言うと、紹介会社が競い合って条件交渉をしてくれます。そのため、より良い条件にしてくれることがあります。
コンサルタントに言っておいたほうが良いこととしては、
「いくつかほかの転職サイトも使っている」
「転職時期は早いほうが良い」
などと言っておくと優先して対応してもらえます。
たくさん登録すれば良いというものではない
複数の転職サイトに登録しておくメリットは理解できたかと思います。では、たくさん登録すればするほど良いのでしょうか?
結論を言うと、たくさん登録すればするほど良い、というものではありません。
転職サイトに登録すると、それだけコンサルタントとやりとりすることになります。登録が増えると、やりとりが大変になります。自分の希望など、同じことを何人にも話さないといけません。
結局、3~5つほどに登録するのがちょうど良いでしょう。
最終的には?
まず3~5つの転職サイトに登録し、一通り各コンサルタントをやりとりをしてみます。
そして、自分にあったコンサルタントに絞ってさらに話を進めるのが一般的です。
それぞれの転職サイトのサービスを見てみて選ぶのも良いかもしれません。うまく転職サイトを使っていきましょう。
より良い条件の転職をするには?
より良い条件の転職をするために、複数の薬剤師求人・転職サイトに登録することを説明しましたが、ほかに大事なこともあります。
ここではコンサルタントと話を進めるときに大事なことをまとめておきます。
納得できるまで相談する。ワガママをぶつけよう!
自分が納得した職場に転職するには、納得できるまでコンサルタントと相談することが大事です。
ワガママをぶつけましょう!ワガママといってもあくまで良識の範囲内で、です。
コンサルタントにあれこれ要望を言って注文をつけたり、お願いをしましょう。細かく、具体的に伝えるとコンサルタントもわかりやすいと思います。
たとえば、
どんな仕事がしたいのか
どんな求人情報が知りたいか
年収
残業
職場の雰囲気(人間関係)
仕事内容
場所
通勤手段
などです。希望を具体的にありったけ伝えましょう。
繰り返しますが遠慮することはないです。タダで働いてくれている訳ではないので。
コンサルタントと腹を割って話す
コンサルタントとは、本音で話したほうが良いです。本音で話せないコンサルタントとは考え直して他のコンサルタントと相談するのも一つです。
人には言いたくなくて隠したいこともあるかもしれませんが、腹を割って本音を話すとコンサルタントも人間ですから「なんとかしてあげたい」と思います。
しっかり話すとコンサルタントも頑張って交渉してくれ、良い条件にしてくれる可能性も高くなります。
とりあえず検討すべき転職サイト
ここでは「とりあえず登録を検討すべき薬剤師求人・転職サイト」を紹介します。
薬剤師の求人・転職サイトはいくつもありますが、ここではみんなが利用しているような転職サイトを紹介します。次の6つになります。
薬キャリ(エムスリー)
マイナビ薬剤師
リクナビ薬剤師
ファルマスタッフ
薬剤師転職ドットコム
※いくつかわかるように数字をふってあるだけで、ランキングという訳ではありません。
薬キャリ(エムスリー)
「薬キャリ(エムスリー)」は転職を考えている薬剤師なら、絶対に登録しておきたいサイトです。
薬剤師の登録者数も、転職サイトの中ではNo.1です。
運営会社:m3(エムスリー)
「薬キャリ」を運営するエムスリーグループは医療情報を提供するサイト「m3.com」が有名です。
日本最大級の医療従事者専用サイト「m3.com」に登録する医師の数は25万人以上です。つまり、日本の医師の約8割以上をエムスリーが抱えているということです。
それだけエムスリーは医師からの信頼もあり、病院などの医療情報を保有しているため、「薬キャリ」の病院の求人は豊富です。
日本最大級の薬剤師求人:他の転職サイトの求人もカバー!
「薬キャリ」は病院だけでなく様々な業種幅広く取り扱っており、正社員から派遣、アルバイト、パートの求人も数多くあります。もちろん全国幅広く、大手から地域密着型の調剤薬局まで網羅しています。
提携している人材紹介会社は31社です(2017年1月現在)。つまり、薬キャリに登録するだけで31社分の薬剤師求人を一括で探せます。「薬キャリ」は「リクナビ薬剤師」とも提携しているため、「リクナビ薬剤師」にある求人情報もわかります。
このようにほかの人材紹介会社の求人も網羅している薬剤師の転職サイトはほかにありません!
薬キャリのクチコミ
「薬キャリ」のクチコミについては、次のサイトが参考になるかもしれません。
薬キャリ(エムスリー)の評判|薬剤師転職のプロが語る求人比較-BestWork-
薬キャリ(エムスリーキャリア)の口コミ・評判| ファーマゲート
マイナビ薬剤師
「マイナビ薬剤師」は、ご利用者満足度 4年連続1位です(2017年1月)。
「マイナビ薬剤師」は「丁寧」「親切」が有名で、サポートがしっかりしています。またコンサルタントの質も高いです。
運営会社:マイナビ
「マイナビ薬剤師」は、大手人材紹介企業のマイナビが運営しているだけあって、大手企業や大手ドラッグストアとのつながりが強いです。
「マイナビ薬剤師」は企業に強い!
「マイナビ薬剤師」は企業やドラッグストアの求人情報が豊富です。
大手の製薬企業も取り揃えています。
サポートがすばらしい!全国13拠点!
「マイナビ薬剤師」は全国に13拠点ものオフィスがあるので、都心はもちろん地方でもサポートを受けることができます。
全国にオフィスがあるため、職場の調査もしっかりしています。コンサルタントは実際の現場で働く薬剤師からも情報を仕入れ、現場の雰囲気まで教えてくれます。
「マイナビ薬剤師」は面談にも力を入れており、親身になって履歴書の書き方までサポートしてくれます。さすが満足度No1ですね。
ブランクがあって心配でも転職者向けセミナーが充実しており、転職成功率は高いです。
マイナビ薬剤師のデメリット:派遣がない
マイナビ薬剤師には、派遣の求人がありません。
派遣の求人が豊富なのは、
ファルマスタッフ
薬キャリ(エムスリー)
などがあります。そのため、派遣の仕事がしたい人はこちらの転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか。
マイナビ薬剤師のクチコミ
「マイナビ薬剤師」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
マイナビ薬剤師の評判|薬剤師転職のプロが語る求人比較-BestWork-
マイナビ薬剤師の口コミ・評判| ファーマゲート
リクナビ薬剤師
「リクナビ薬剤師」は求人の量・質、コンサルタントの質、すべてがトップクラスで「薬キャリ(エムスリー)」「マイナビ薬剤師」に並ぶ業界最大手の薬剤師転職サイトです。
運営会社:リクルート
「リクナビ薬剤師」はリクルートグループが運営しています。リクルートもマイナビと同じで大手の総合人材紹介の会社です。
就活性なら絶対に知っている就活サイト「リクナビ」は有名ですね。
大手企業とのつながりが強い!
リクルートは最大手の総合人材紹介会社であるため、大手企業とのつながりは薬剤師転職サイトの中でも一番強いです。
研究・開発やMRなど、大手企業の求人を探したい場合には外せない転職サイトです。
給与アップに強い
「リクナビ薬剤師」はコンサルタントの紹介力も高く、給与交渉に強いです。給与アップを狙う人は登録して使ってみてはいかがでしょうか。
非公開求人が他より多い!
「リクナビ薬剤師」の特徴としては、非公開求人が他の転職サイトより多いということも挙げられます。
求人全体の約75%が非公開求人で質も高く、希望の求人情報を紹介してくれます。
最短3日のスピード転職の実績も
「リクナビ薬剤師」は対応が早く、「3日のスピード転職」という実績もあります。
急な転職にもコンサルタントが対応してくれますので、すぐに転職を考えている人はおすすめです。
リクナビ薬剤師のデメリット
「リクナビ薬剤師」のデメリットとしては、以下が挙げられます。
地方の小規模な薬局・ドラッグストアの求人には弱い
派遣を扱っていない(マイナビ薬剤師も)
面談の設定がしにくい(マイナビ薬剤師ほど地方の拠点がない)
「リクナビ薬剤師」は大企業の求人に強い反面、地方の小規模な薬局・ドラッグストアの求人には弱い、というのがあります。
また、マイナビ薬剤師と同じように、「リクナビ薬剤師」は派遣を扱っていません。
ほかに、「リクナビ薬剤師」はマイナビ薬剤師ほど地方の拠点がないので、面談の設定がしにくい、というデメリットもあります。
リクナビ薬剤師のクチコミ
「リクナビ薬剤師」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
リクナビ薬剤師の評判|薬剤師転職のプロが語る求人比較-BestWork-
リクナビ薬剤師の口コミ・評判| ファーマゲート
ファルマスタッフ
運営会社:日本調剤グループの子会社「メディカルリソース」
「ファルマスタッフ」は、調剤薬局大手(第二位)の日本調剤グループが運営しています。正確には日本調剤グループの子会社「メディカルリソース」が運営しています。
日本調剤は全国チェーンの大手薬局ですから、薬局事情については精通しています。
ファルマスタッフは派遣に強い!
薬剤師転職サイトはいくつもありますが、「ファルマスタッフ」ほど「派遣」が圧倒的に強い転職サイトはほかにありません。
派遣の求人情報が多く、業界トップです。派遣を考えている薬剤師の方は大変おすすめです。
全国15カ所の拠点!必ず面談がある
マイナビ薬剤師と同様に、「ファルマスタッフ」も全国に15ヶ所の拠点があり、職場の環境も直接調査しています。
求人紹介の前には必ず面談をしてくれるので、満足のいく転職になりやすいです。一般的に、やりとりは電話やメールがすべてなので、面談をしてくれる転職サイトはありがたいです。
薬剤師専門のコンサルタントも80名と多く、全国トップクラスです。
高時給の求人情報!
「ファルマスタッフ」は時給を重視しており、高時給の求人情報が多くあります。
「年収700万円以上」
「 時給3000円以上(都心以外なら時給4,000円以上も)」
などとりそろえています。
サポートが充実!
「ファルマスタッフ」は日本調剤が運営しているだけあって、薬剤師にとって心強いサポートがたくさんあります。
教育制度が充実しており、ブランクがあったとしても大丈夫です。インターネットで調剤を学べる「JP Learning」の受講も用意されています。
復帰を考えている方にもおすすめです。
デメリット
「ファルマスタッフ」のデメリットとしては、
薬局には強いが病院は比較的弱い
面談を大切にしているだけあって転職に少し時間がかかるかもしれない
という点が挙げられます。
ファルマスタッフのクチコミ
「ファルマスタッフ」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
ファルマスタッフの評判|薬剤師転職のプロが語る求人比較-BestWork-
ファルマスタッフの口コミ・評判 | ファーマゲート
薬剤師転職ドットコム
運営会社:メディウェル
「薬剤師転職ドットコム」は、調剤薬局チェーン最大手のアインファーマシーズと同系列のメディウェルが運営しています。
アインファーマシーズは調剤業界No.1なので、メディウェルが運営する「薬剤師転職ドットコム」も「ファルマスタッフ」と同じように、薬局事情について精通しています。
アイン薬局グループへの転職も考えるなら、「薬剤師転職ドットコム」の登録はおすすめです。
薬剤師転職ドットコムは病院にも強い!
メディウェルは薬剤師転職のほかに、医師の転職サービスにも力を入れています。
そのため、病院とのつながりも強く、病院の求人も多いです。病院への転職を考える人には「薬剤師転職ドットコム」はおすすめです。
薬剤師転職ドットコムのクチコミ
「薬剤師転職ドットコム」のクチコミについては、以下のサイトが参考になるかもしれません。
薬剤師転職ドットコムの評判|薬剤師転職のプロが語る求人比較-BestWork-
薬剤師の求人・転職サイトの比較
ここでは「薬剤師求人・転職サイト」のさまざまな面における比較をまとめています。上に出てきた転職サイトの中で比較しています。
それぞれの業種に強い転職サイトは?
薬剤師の求人・転職サイトによって、それぞれ「強み」がちがいます。
ここでは、「それぞれの職種への転職を考えるならどこの転職サイトが良いのか?」をまとめておきます。
調剤薬局・ドラッグストア
調剤薬局・ドラッグストアへの転職を考えているなら、求人情報が豊富で薬局とのつながりも強い
薬キャリ(エムスリー)
リクナビ薬剤師
ファルマスタッフ(日本調剤)
薬剤師転職ドットコム(アイングループ)
がとくにおすすめです。
病院
病院への転職を考えているなら、医師や病院とのつながりが強い
薬キャリ(エムスリー)
薬剤師転職ドットコム
がとくにおすすめです。
企業
数少なく好条件の企業への転職を考えているなら、求人情報が豊富で大手企業とのつながりが強い
薬キャリ(エムスリー)
マイナビ薬剤師
リクナビ薬剤師
がとくにおすすめです。
派遣に強い転職サイトは?
派遣を考えているなら、求人情報が豊富で派遣にも強い
薬キャリ(エムスリー)
ファルマスタッフ
がとくにおすすめです。
派遣に弱い転職サイトは?
逆に、派遣に弱い転職サイトは
マイナビ薬剤師
リクナビ薬剤師
が挙げられます。派遣を考えるなら「薬キャリ」や「ファルマスタッフ」がおすすめです。
大手調剤薬局グループが運営する転職サイトは?
繰り返しになりますが、大手調剤薬局グループが運営している転職サイトは
ファルマスタッフ:日本調剤グループ
薬剤師転職ドットコム:アイングループ
があります。
転職先としてアイン薬局や日本調剤を考える場合は、これらの転職サイトを利用してみてはいかがでしょうか。
どの転職サイトが求人数が多いのか?
それぞれの転職サイトの求人数は以下のようになっています。
ファルマスタッフ:75,000件以上
薬キャリ(エムスリー):45,000件以上
マイナビ薬剤師:40,000件以上
リクナビ薬剤師:35,000件以上
薬剤師転職ドットコム:35,000件以上
※2017年1月11日現在
もちろん非公開の求人が多くあります。
ちなみに大手企業とのつながりが強いリクナビの非公開求人は約75%です。
全国にサポート拠点が多い転職サイトは?
それぞれの転職サイトの拠点数は、以下のようになっています。
ファルマスタッフ:16カ所
マイナビ薬剤師:13カ所
薬剤師転職ドットコム:6カ所
リクナビ薬剤師:5カ所
薬キャリ(エムスリー):1カ所
全国に拠点をかまえていなくても、コンサルタントが全国に出張してサポートを行う場合もあります。そのため、拠点の数だけでサポートの良し悪しが判断できるわけではありません。
ですが拠点が多いほどサポートを受けやすいと思います。面談を希望する場合なんかは参考にしてみてください。
やはり全国に拠点がある
ファルマスタッフ
マイナビ薬剤師
は、面談をしっかりしてくれます。
他にサービスがある転職サイトは?
ファルマスタッフに登録すると、最新版の保険調剤テキストがもらえます。
結局登録すべき転職サイトは?
今回紹介した薬剤師の求人・転職サイトすべてを登録するのも良いですが、すべて登録するには手間がかかります。しぼるとすると、
薬キャリ(エムスリー)
リクナビ薬剤師
マイナビ薬剤師
ファルマスタッフ
不安ならこの4つを登録すれば十分ではないでしょうか。これらを登録しておけば、日本の薬剤師求人ほぼすべてをカバーできます。
リンクを公式サイトに繋げていますので、ぜひ確認してみてください。Tom
ksrykgk@gmail.comAdministrator薬学マン
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