オキシトロピウムは副交感神経を抑制する副交感神経遮断薬(抗コリン薬)である。

副交感神経を抑制して気管支平滑筋の収縮を抑制するため、気管支喘息などに用いられている。

作用:気管支収縮の抑制

副交感神経が興奮すると、気道の狭窄が起きる。

オキシトロピウムは副交感神経を抑制し、気管支の収縮を抑制する。

つまり、気管支を広げて楽にする。気道の狭窄に対してよく効果を示す。

オキシトロピウムは気管支腺分泌にほとんど影響しない。

4級アンモニウム → 消化管吸収× → 吸入

オキシトロピウムは4級アンモニウム化合物であるため消化管吸収が悪く、吸入で用いられる。

 

適応

  • 気管支ぜん息
  • 慢性気管支炎
  • 肺気腫

 

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