サラゾスルファピリジンは、サルファ薬であり、潰瘍性大腸炎やリウマチに用いられる。

サラゾスルファピリジン(SASP)は、スルファピリジン(SP)と5-アミノサリチル酸(5-ASA)のアゾ化合物である。

適応

  • 消化性大腸炎
  • リウマチ

作用機序

投与後、一部は小腸上部から吸収され、残りは腸内細菌によってSPと5-ASAに分解される。5-ASAは、大腸にとどまって炎症を抑える。

  • サラゾスルファピリジン(SASP)
     → スルファピリジン(SP) + 5-アミノサリチル酸(5-ASA)