クレンブテロールはアドレナリンβ2受容体刺激薬であり、アドレナリンβ2受容体に直接作用し、気管支平滑筋を弛緩させる。


クレンブテロール塩酸塩

出典:「スピロペント錠10μg/スピロペント顆粒0.002%」添付文書

作用

クレンブテロールは気管支平滑筋のアドレナリンβ2受容体に直接作用し、気管支平滑筋を弛緩させる。

また、クレンブテロールは排尿筋弛緩作用を示すため、腹圧性尿失禁にも用いられる。

適応

クレンブテロールの適応を以下に示す。

  • 気管支ぜん患
  • 急性・慢性気管支炎
  • 肺気腫

医療用医薬品

クレンブテロール塩酸塩を主成分とする医療用医薬品の例を以下に挙げる。

  • スピロペント錠10μg/スピロペント顆粒0.002%
  • トニール錠10μg