インスリン抵抗性とは、インスリンの作用が弱くなることである。

インスリン抵抗性が形成される機序

インスリン抵抗性が形成される機序は以下のようになる。

  1. インスリン受容体に対する自己抗体が産生される
  2. 自己抗体により、インスリンのインスリン受容体への結合が阻害されたり、受容体の数が減少する
  3. インスリンが作用を示さなくなる

脂肪細胞などの表面のインスリン受容体に対して、自己抗体が産生される。

その自己抗体により、インスリンがインスリン受容体に結合するのが阻害されたたり、受容体の数が減少する。

それにより、インスリンが作用を示さなくなる。