ワクチン（生ワクチン、不活化ワクチン）

生ワクチン

生ワクチン：毒性を弱めた微生物やウイルス

生ワクチンは、毒性を弱めた微生物やウイルスをワクチンとして使用する。

特徴

• メリット
  • 体液性免疫と細脂性免疫を両方獲得できる
  • 獲得免疫力が強い
  • 免疫持続期間が長い
• デメリット
  • 副反応を起こすかもしれない

生ワクチンは、体液性免疫と細脂性免疫を両方獲得できる。そのため、一般に不活化ワクチンに比べて獲得免疫力が強く、免疫持続期間も長い。

しかし、生きている病原体を使うため、ワクチン株の感染による副反応を発現する可能性もある。

不活化ワクチン（死ワクチン）

• 不活化ワクチン：
  • 化学処理などにより不活化されたウイルス
  • 死滅した細菌やリケッチア
  • 抗原部分のみを培養したもの

不活化ワクチンとして、化学処理などにより不活化されたウイルス、死滅した細菌やリケッチア、抗原部分のみを培養したものが使用される。

不活化ワクチンは、死ワクチンとも呼ばれる。