胆汁中に排泄されやすい薬物
胆汁中に排泄(胆汁排泄)されやすい薬物は次のようなものがある。
- プラバスタチン
- モルヒネ
- インドメタシン
- ジギトキシン
- スルホブロモフタレイン
- インドシアニングリーン
ちなみにプラバスタチンは、胆管側膜に存在するMRP2によって胆汁中に排泄される。プラバスタチンは肝臓で脂質の合成を阻害することから、胆汁排泄されることが想像できる。
※MRP2:Multidrug resistance-associated protein 2
肝機能検査薬
- スルホブロモフタレイン
- インドシアニングリーン
これらの薬物は、胆汁中に排泄されやすいことから、肝機能の検査に用いられる。
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