Keesomの配向力とは、永久双極子-永久双極子相互作用のことである。

つまり、Keesomの配向力は分子間の相互作用の1つであり、永久双極子をもつ物質同士が引き合う力のことである。

※永久双極子:常に正に帯電する部分と負に帯電する部分を持つもの(例:塩化水素など)

Keesomの配向力の特徴

  • 相互作用の強度は弱い(水素結合の1/10)
  • 水素結合をもつ物質の場合、主な分子間力にならない(水素結合が10倍強いため)

Keesomの配向力のイメージ

Keesomの配向力は、塩化水素(HCl)を例にすると、下のように磁石のプラスとマイナスが引き合うような相互作用である。

H(+)-Cl(-)・・・H(+)-Cl(-)・・・H(+)-Cl(-)