薬の影響を最も受けやすいのは、妊娠2ヶ月目である。

妊娠時期の数え方

妊娠時期は、最終月経の開始日を0週0日として数える。

通常、排卵は月経開始日から14日目前後である。そのため、分娩予定日は40週0日となる。

妊娠何ヶ月が薬の影響を受けやすいのか?

妊娠期間の区分と薬の影響は次のようになっている。

  1. 超初期(1ヶ月):細胞増殖
    • 無影響期
  2. 初期(2~4ヶ月):器官形成
    • 2ヶ月絶対過敏期
    • 3ヶ月:相対過敏期
    • 4ヶ月:比較過敏期
  3. 後期~末期(5~10ヶ月):体の成長、機能的発達
    • 潜在過敏期

催奇形性の絶対感受期(絶対過敏期)は妊娠2ヵ月である。この時期は胎芽から様々な器官が作られ胎児となる時期である。

そのため、2ヶ月目は薬の影響を最も受けやすい