悪性貧血(PA:Pernicious Anemia)とは、胃粘膜の萎縮による内因子欠乏によって、ビタミンB12吸収障害で生じる貧血である。

悪性貧血は巨赤芽球性貧血の一種である。ビタミンB12の欠乏により、赤芽球のDNA合成障害が生じる。これにより、赤芽球は細胞質だけが発達し分裂が停止した巨赤芽球となる。

  • 巨赤芽球性貧血
    • 悪性貧血

治療

治療には、ビタミンB12の非経口投与(筋注・皮下注)が行われる。