移植片対宿主病(GVHD:Graft Versus Host Disease)
GVHD:Graft Versus Host Disease(移植片対宿主病)
GVHDは、移植片(グラフト)内に存在するドナーのリンパ球がレシピエントの組織を攻撃することで起こる病気である。
目次 (項目へとびます)
症状
- 肝障害
- 皮疹
- 下痢 など
重篤な場合、死に至ることもある。
輸血の場合、輸血後1~2週間で発症し、致死率が高い。
注意
照射血は、カリウムの上昇に注意する。
骨髄移植によるGVHD
骨髄移植による移植片対拒絶反応は強烈である。
これは、骨髄にはドナーの抗原提示細胞が多く含まれているからである。
予防
- 放射線(主にγ線)の照射
- 血縁者からの輸血は避ける ・
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