房室ブロック
房室ブロックとは、徐脈性不整脈のことである。
心臓は、洞房結節で刺激を発生させて刺激を心室まで伝えることで収縮している。
しかし房室ブロックでは、洞房結節で発生した刺激が、房室結節でブロックされることで、心室に刺激を伝えることができない。または刺激伝導が遅延する。そのため徐脈性不整脈となる。
分類
ブロックの程度により、I度~Ⅲ度に分類される。
- I度
- Ⅱ度
- Ⅲ度:人工ペースメーカー
Ⅲ度房室ブロックは、完全に心房から心室に刺激が伝わらないため、完全房室ブロックとも呼ばれる。Ⅲ度房室ブロックには、人工ペースメーカーが用いられる。
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