ブルガダ症候群は、致死性の頻脈性不整脈である。

器質的疾患を認めないにもかかわらず、心電図上不完全右脚ブロックがある。その誘導部位(V1-V2)のSTが上昇しており、心室細動を起こすこともある。

心筋細胞のNa+チャネル遺伝子の異常が関与するとされている。

スペインの医師ペドロ・ブルガダによって報告されたことからこのような名がついた。