酸性度の高さ(酸の強さ)
酸性物質の酸性度の比較
一般的な酸性物質の酸性度は、高いものから次のようになっている。
- ピクリン酸
- カルボン酸
- 炭酸
- フェノール
- アルコール
酸の強さ=プロトン放出のしやすさ
酸性の強さは、プロトンが放出しやすいほど強くなる。
電子はプロトンを引き付けるため、電子密度が高いほどプロトンを放出しにくく、電子密度が低いほどプロトンを放出しやすい。
つまり、電子密度が低いほど、プロトンを放出しやすく、酸性度が高くなる。
電子密度が低い=プロトンを放出しやすい=酸性度が高い
電子吸引基が結合するほど酸は強くなる
電子密度が低いほど酸は強くなると説明した。そのため、電子吸引基が結合するほど酸は強くなる。
電子吸引基が結合すると、電子密度は低くなる。そのため、酸性度は高くなる。
電子吸引基が結合→電子密度↓→プトロン放出しやすい→酸性度↑
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